工学実験Ⅰ(土木系)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工学実験Ⅰ(土木系)
科目番号 0152 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 土木学会「土質実験のてびき」 徳山高専「水理実験の手引き」、徳山高専「構造実験の手引き]
担当教員 原 隆,上 俊二,佐賀 孝徳,桑嶋 啓治,渡辺 勝利

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 構造実験を通じて構造工学を理解する実験を通じて構造工学の基礎知識の理解を深めた実験を通じて構造工学の基礎知識を確認できた実験を通じて構造工学の基礎知識を確認できなかった
評価項目2 水理実験を通じて水理学を理解する実験を通じて水理学の基礎知識の理解を深めた実験を通じて水理学の基礎知識を確認できた実験を通じて水理学の基礎知識を確認できなかった
評価項目3 地盤実験を通じて地盤工学を理解する実験を通じて地盤工学の基礎知識の理解を深めた実験を通じて地盤工学の基礎知識を確認できた実験を通じて地盤工学の基礎知識を確認できなかった

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-2 説明 閉じる
到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実践的技術者を養成するうえで重要な、実務にすぐに役立つ技術やJIS規格にある重要な実験方法、土木技術者に求められる基礎的な知識などを修得するとともに、講義内容を体験的に理解する.また、報告書の作成により、技術者として重要な考察能力を養う。
授業の進め方・方法:
【構造実験】個人でパスタブリッジを製作し実験する。【土質実験】6人/班で行い、3テーマ選択して行う。実験終了後は、実験で得られた結果を考察し、レポートとしてまとめる。全てのテーマ終了後は、一つの実験テーマに関して、全ての班の実験データをまとめ、プレゼンテーションを行う。【水理実験】学生を3班に分けて1 週ごとにテーマを変えながら実験する。また、実験の内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。予習は授業ノートを参考にし、復習は各時間についてのレポートを利用してください。
各回の実験は120分で行う。ただし、時間割で実施日の最終時間に割り振りができなかった場合は、別に授業を行い時間を確保する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 【構造実験】(1)
担当:原

実験の説明と図面作成
2週 【構造実験】(2) パスタブリッジの製作(1)
3週 【構造実験】(3) パスタブリッジの製作(2)
4週 【構造実験】(4) パスタブリッジの載荷試験
5週 【水理学実験】(1)
担当:佐賀・渡辺
水脈線の形状
6週 【水理学実験】(2) 容器からの排水時間と水深の関係
7週 【水理学実験】(3) ピトー管、管内オリフィス
8週 【水理学実験】(4) 層流と乱流
4thQ
9週 【水理学実験】(5) 管路の摩擦損失水頭
10週 【水理学実験】(6) 水流が物体に及ぼす力
11週 【水理学実験】(7) プレゼンテーション
12週 【土質工学実験】土質工学実験(1)
担当:上・桑嶋
一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択)
13週 【土質工学実験】土質工学実験(2) 一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択
14週 【土質工学実験】土質工学実験(3) 一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択)
15週 【土質工学実験】土質工学実験(4) 試験結果のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

実験レポートレポート内容態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合201169000100
構造工学実験能力531700025
水理学実験能力1053500050
地盤工学実験能力531700025