工学実験Ⅰ(建築系)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工学実験Ⅰ(建築系)
科目番号 0153 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 各テーマ毎に資料を配布する。
担当教員 原 隆,上 俊二,桑嶋 啓治,中川 明子

到達目標

実験内容を理解した上で実験が遂行でき、目的、方法、結果、考察などの要求された項目を満たす報告書を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 構造実験でパスタブリッジを作成し、破壊原因を表現できる作成を完了し、波形原因を究明できるパスタブリッジを作成し、明確に破壊原因をつかめないパスタブリッジが完成しない

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-2 説明 閉じる
到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 建築に関する実践的技術者を養成する上で重要な、実務に役立つ技術や知識を体験的に習得することを目的とする。また、報告書の作成により、技術者として重要な考察能力を養う。【構造実験】個人でパスタブリッジを製作し実験する。【バリアフリー実験】障害者など疑似体験を実施し、人間中心設計の手法を学ぶ。【土質実験】6人/班で行い、3テーマ選択して行う。実験終了後は、実験で得られた結果を考察し、レポートとしてまとめる。全てのテーマ終了後は、一つの実験テーマに関して、全ての班の実験データをまとめ、プレゼンテーションを行う。【建築実測実験】班ごとに単位空間の実測と設計基準について校舎内の空間を実測して学習しレポートに纏める。
授業の進め方・方法:
 以下の項目について実験実習を行い、実験実習の成果をレポートにまとめて提出する。実験は,
バリアフリー実験(西尾)、構造実験(原)、土質実験(桑嶋・上)、建築実験(中川)が担当する。
どの実験も、授業時間以外に自分でレポートを纏めることが必要である。また、その内容を確実に習得するために、実験前後の予習復習を行うこと。ただし、時間割で実施日の最終時間に割り振りができなかった場合は、別に授業を行い時間を確保する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 建築実測・バリアフリー実験(1) 単位空間(トイレ、階段、廊下、教室、教員室、出入口、開口部等)の計測と設計基準、ユニバーサルデザイン、レポートの書き方についての講義
2週 建築実測・バリアフリー実験(2) 単位空間の計測と作図・疑似体験装具を活用したユーザー評価実験(1)
3週 建築実測・バリアフリー実験(3) 単位空間の計測と作図・疑似体験装具を活用したユーザー評価実験(2)
4週 建築実測・バリアフリー実験(4) 単位空間の計測と作図・疑似体験装具を活用したユーザー評価実験(3)
5週 建築実測・バリアフリー実験(5) 単位空間の計測と作図・疑似体験装具を活用したユーザー評価実験(4)
6週 建築実測・バリアフリー実験(6) レポート作成(1)
7週 建築実測・バリアフリー実験(7) レポート作成(2)
8週 【構造実験】(1)
担当:原
実験の説明とアブストラクトの書き方
4thQ
9週 【構造実験】(2) パスタブリッジの製作(1)
10週 【構造実験】(3) パスタブリッジの製作(2)
11週 【構造実験】(4) パスタブリッジの載荷試験、レポートとまとめ
12週 土質工学実験(1) 一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択)
13週 土質工学実験(2) 一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択)
14週 土質工学実験(3) 一軸圧縮、一面せん断、圧密(1テーマを選択)
15週 土質工学実験(4) 試験結果のまとめ
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合25000075100
構造表現能力1500007590
構造分析能力能力100000010
分野横断的能力0000000