建築環境工学演習

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築環境工学演習
科目番号 0156 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 初学者の建築講座 建築環境工学(第三版)(市ヶ谷出版社)
担当教員 中西 伸介

到達目標

建築設計時に必要となる各種環境計画について、独力で計画できる力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
光環境について独力で計画できる。光環境について独力で計画できる。光環境について計画できる。光環境について独力で計画できない。
音環境について独力で計画できる。音環境について独力で計画できる。音環境について計画できる。音環境について独力で計画できない。
熱環境について独力で計画できる。熱環境について独力で計画できる。熱環境について計画できる。熱環境について独力で計画できない。
空気環境について独力で計画できる。空気環境について独力で計画できる。空気環境について計画できる。空気環境について独力で計画できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-1 説明 閉じる
到達目標 C 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築環境に関する光、音、熱、空気環境の考え方を理解し、快適な建築環境を構築するための具体的な方法を学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に進める。適宜、レポートの提出を求める。授業内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。
注意点:
【関連科目】 建築環境工学(本科4年前期)、環境衛生工学(本科4年前期)、建築環境設計論(専攻科1年後期)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、日影図 建物の日影図を作成する
2週 昼光率と昼光照度 窓からの昼光による室内の明るさを計算する
3週 照明1 照明器具を用いた室内照明計画の方法について解説する
4週 照明2 実在空間の照明計画に基づいて照明器具の配置図を作成する
5週 騒音防止 様々な騒音源に対する評価方法・対策方法を理解する
6週 遮音 外壁・界壁による遮音、床衝撃音の遮音計画について解説する
7週 室内音響 室内の吸音・残響について学び、残響時間を計算する
8週 中間試験
4thQ
9週 伝熱 壁体の伝導、対流、放射について解説する
10週 断熱 熱貫流量の計算方法を習得し、断熱材による熱貫流率の変化を計算する
11週 省エネルギー基準 各種の省エネルギー基準について解説する
12週 結露防止 湿り空気線図の使い方を習得し、結露発生の有無を計算する
13週 換気計画 必要換気量・換気回数・室内濃度の計算方法を習得する
14週 自然換気 風力換気・重力換気による換気量の計算方法を習得する
15週 期末試験
16週 答案返却など 試験の解答等を解説する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000