到達目標
受注した建築物を設計図書通りに完成し、引渡すまでの施工技術全般の基本を習得する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 鉄筋コンクリート工事について基礎的な内容を理解したうえで、応用問題を解答できる。 | 鉄筋コンクリート工事について基礎的な内容を理解している。 | 鉄筋コンクリート工事についての基礎的な知識が十分でない。 |
| 鉄骨工事について基礎的な内容を理解したうえで、応用問題を解答できる。 | 鉄骨工事について基礎的な内容を理解している。 | 鉄骨工事についての基礎的な知識が十分でない。 |
| 木造軸組工法について基礎的な内容を理解したうえで、応用問題を解答できる。 | 木造軸組工法について基礎的な内容を理解している。 | 木造軸組工についての知識が十分でない。 |
| 枠組壁工法について基礎的な内容を理解したうえで、応用問題を解答できる。 | 枠組壁工法について基礎的な内容を理解している。 | 枠組壁工法についての知識が十分でない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE d-1
説明
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到達目標 C 1
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教育方法等
概要:
建築生産は発注者が企画し設計図書を仕上げそれに従って経済的に具体化するものである。現在、施工技術は多岐にわたり日進月歩しているため、施工の基本を重点に建物を造る仕組、プロセス、工事の計画、工事監理、施工法及び各論の施工技術を中心として講義を行う。
授業の進め方・方法:
教科書に沿った講義形式で授業を進める。補足資料や学習シートによって理解を深めることとする。施工技術の具体例として、視聴覚教材の活用や現場見学等による学習を行う。その内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。
注意点:
【関連科目】 建築一般構造(本科 3 年)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
建築生産の仕組み |
建設施工全般についての総論を学ぶ。
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2週 |
建築工事の施工準備と施工管理 |
施工主から依頼され、設計図書通り出来上がるには、どうすべ学ぶとともに、施工管理について学ぶ
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3週 |
仮設工事 |
仮設工事の基礎について理解する。
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4週 |
基礎工事 |
杭工事、基礎工事、土工事について理解する。
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5週 |
鉄筋コンクリート工事(1) |
コンクリートの墨出し、配管、型枠、コンクリート打設、養生等、現場の実務について理解する。
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6週 |
鉄筋コンクリート工事(2) |
鉄筋コンクリート工事の組み立てと管理について理解する。
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7週 |
ALC、プレキャスト工事 屋根及び防水工事 外壁工事 |
カーテンウォール等に対応したALCやプレキャストの取付工事、屋根及び防水工事、外壁工事について理解する。
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8週 |
中間試験 |
1~7回までの内容について出題し、鉄筋コンクリート工事、鉄骨工事について基礎的な内容と応用的な技術について理解しているかを問う。
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2ndQ |
9週 |
中間試験の解答と解説 鉄骨工事(1)
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中間試験の解答と解説および基本事項の復習 鉄骨工事の基本を学ぶ。
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10週 |
鉄骨工事(2) |
鉄骨工事の施工上の注意点について理解する。
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11週 |
木工事(1)在来工法 |
在来工法について基本を学ぶ。
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12週 |
木工事(2)在来工法 |
在来工法の施工上の注意点について理解する。
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13週 |
木工事(3)枠組壁工法 |
枠組壁工法について基本を学ぶ。
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14週 |
木工事(4)枠組壁工法 |
枠組壁工法の施工上の注意点について理解する。
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15週 |
期末試験 |
9~14回までの内容について出題について出題し、木造軸組工法、枠組壁工法について基礎的な内容と応用的な技術について理解しているかを問う。
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16週 |
解答返却など |
全体を通じて、施工上の注意点などを理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 施工・法規 | 請負契約(見積り、積算を含む)について説明できる。 | 4 | |
現場組織の編成について説明できる。 | 4 | |
設計図書と施工図の関係について説明できる。 | 4 | |
各種書類の行政への届出先と期限について説明できる。 | 4 | |
ネットワーク工程表の計算ができる。 | 4 | |
バーチャート工程表について説明できる。 | 4 | |
鉄筋の加工について説明できる。 | 4 | |
継手(重ね、圧接、機械式、etc.)の仕組みについて説明できる。 | 4 | |
定着の仕様とメカニズムについて説明できる。 | 4 | |
鉄筋の組立ての基準・仕様について説明できる。 | 4 | |
かぶりの必要性、かぶり厚さの基準・仕様・法令について説明できる。 | 4 | |
型枠の材料、種類をあげることができる。 | 4 | |
型枠の組立て手順について説明できる。 | 4 | |
せき板の存置期間について説明できる。 | 4 | |
支保工の存置期間について説明できる。 | 4 | |
使用材料の試験・管理値について説明できる。 | 4 | |
生コンの発注について説明できる。 | 4 | |
運搬・締固め(打込み)の方法・手順について説明できる。 | 4 | |
養生の必要性について説明できる。 | 4 | |
現場組立て(建方)方法、工法について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 受講態度 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 100 |
鉄筋コンクリート工事 | 20 | 5 | 0 | 25 |
鉄骨工事 | 20 | 5 | 0 | 25 |
木造・在来工法 | 20 | 5 | 0 | 25 |
木造・枠組壁工法 | 20 | 5 | 0 | 25 |