到達目標
「バズセッション」「グループディスカッション」「ディベートマッチ」の基礎的を学習し、実践を通して各自がコミュニケーションのスキルアップを図ることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 「伝える」「説得する」「納得してもらう」というコミュニケーションの段階を、双方向のコミュニケーションを意識して、グループディスカッションのなどで実践することができる。 | 「伝える」「説得する」「納得してもらう」というコミュニケーションの段階を、グループディスカッションのなどで実践することができる。 | 「伝える」「説得する」「納得してもらう」というコミュニケーションの段階を、グループディスカッションのなどで実践することができない。 |
| 実践の自己分析を記録として書き残し、次回の準備と実践に活かし、スキルアップを図ることができる。 | 実践の自己分析を記録として書き残し、スキルアップを図るための準備をすることができる。 | 実践の自己分析を記録として書き残すことができず、スキルアップを図るための準備もできない。 |
| 双方向のコミュニケーション向上のために、他人あるいは他グループへ実践の内容についてアドバイスを丁寧にすることができる。 | 他人あるいは他グループへ、実践の内容についてアドバイスをすることができる。 | 他人あるいは他グループへ、実践の内容についてアドバイスをすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
到達目標 A 2
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JABEE f
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教育方法等
概要:
本講義では、<読む・書く・話す・聴く・考える>の五つの力を意識した、日本語によるコミュニケーションの基礎を身につけることを目的として、様々あるコミュニケーションツールの中から「バズセッション」「グループディスカッション」「ディベート」を実践をする。いずれも、思考を表現していく過程で、コミュニケーション力("ことば"と"こころ"と"思考"のキャッチボール)を身につけていくことを目指す。
授業の進め方・方法:
コミュニケーションの知識を備えた上で実践をしていく。まず、人前で話す事に慣れるための簡単なトレーニングから入り、「バズセッション」「グループディスカッション」「ディベート」等の実践を繰り返す。その中で、自己の課題点を見つけ出し次回に結びつけていくことを求める。具体的には、予習として毎時間の実践の準備を学習シートにし、復習として実践後のスキルアップの確認と自己の課題を学習シートへの記入する。これらは、毎時間チェックをする。また、最後の時間には授業のまとめとしてレポートを作成する。授業の内容を明らかにし確かな学習履歴を残すために、学習シートは毎時間提示する。なお、日本語の運用能力を確認するため「日本語検定」の受検を奨励する。
注意点:
この授業は、半期で完結。前・後期に同様の内容を実施。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス:授業の進め方 コミュニケーションとは? コミュニケーション能力自己診断 |
シラバスをもとに、授業の概要、達成目標、成績評価を理解できる。 コミュニケーションの様々なツールについて確認することができる。「話術」と「プレゼンテーション」の違いを理解し説明することができる。コミュニケーション・センスを向上させるポイントを理解することができる。
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2週 |
コミュニケーションする身体作り「コミュ体操」I 1.距離感をつかむ(ハイタッチ&ミニタッチ) 2.視線に慣れる(体感ゲーム&モデル・ウォーク) 3.レスポンスの実験(ペアワーク) |
ワークを通して人とのかかわりを体感した上で、自身の現状を理解し、コミュニケーション力向上のために必要な課題を見つけることができる。
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3週 |
コミュニケーションする身体作り「コミュ体操」II 1.高速まわし読み 2.リーダーズシアター |
ワークを通して自身の現状を理解し、コミュニケーション力向上のために必要な課題とその解決方法について考えることができる。
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4週 |
コミュニケーションする身体作り「コミュ体操」III ――「あなたの素敵なところ伝えます」認証すること/されること。(ペアワーク&グループワーク) |
ワークを通して自身の現状を理解し、コミュニケーション力向上のために必要な課題とその解決方法について具体的に考えることができる。
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5週 |
説得力のある話し方とは? ――45秒CM(グループワーク) |
ワークを通して、積極的かつ建設的な提案と、グループでの合意形成のためのコミュニケーションをとることができる。
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6週 |
バズセッション I 1.グループディスカッションの様々な形態について 2.バズセッションの実践 ※どこでもシート使用
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グループディスカッションの形態について理解することができる。バズセッションの方法を理解し、実践することができる。
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7週 |
バスセッション II 1.バズセッションの実践 ※どこでもシート使用 2.スキルアップするためのワンポイント・アドバイス |
バズセッションの方法を理解し、実践することができる。 スキルアップするためのワンポイント・アドバイスを、相互にすることができる。
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8週 |
グループディスカッション I |
ディスカッションのテーマについて、ディスカッションをすることができる。また、他グループへの積極的なアドバイスを紙面ですることができる。※事前準備必須
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4thQ |
9週 |
グループディスカッション II |
ディスカッションのテーマについて、ディスカッションをすることができる。また、他グループへの積極的なアドバイスを紙面ですることができる。※事前準備必須
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10週 |
グループディスカッション III |
ディスカッションのテーマについて、ディスカッションをすることができる。また、他グループへの積極的なアドバイスを紙面ですることができる。※事前準備必須
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11週 |
グループディスカッション IV |
ディスカッションのテーマについて、ディスカッションをすることができる。また、他グループへの積極的なアドバイスを紙面ですることができる。※事前準備必須
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12週 |
ディベートマッチ I |
ディベートマッチの形態を理解することができる。 提示されたテーマについて、ディベートマッチをすることができる。審判や司会などの役割も果たすことができる。他グループへの積極的なアドバイスをすることができる。 ※事前準備必須
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13週 |
ディベートマッチ II |
提示されたテーマについて、ディベートマッチをすることができる。審判や司会などの役割も果たすことができる。他グループへの積極的なアドバイスをすることができる。 ※事前準備必須
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14週 |
ディベートマッチ III |
提示されたテーマについて、ディベートマッチをすることができる。審判や司会などの役割も果たすことができる。他グループへの積極的なアドバイスをすることができる。 ※事前準備必須
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15週 |
レポート作成 |
これまでの座学と実践を通して、「よりよいコミュニケーションのために必要なこと」などを、自らの考えを適切にまとめることができる。
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16週 |
レポートの返却と解説 |
レポートの講評により、コミュニケーションについての考えを深めることができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 実践準備 | 実践マナー | 発言 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 10 | 20 | 100 |
総合的能力 | 50 | 20 | 10 | 20 | 100 |