応用プログラミング

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用プログラミング
科目番号 0177 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 桑嶋 啓治

到達目標

プログラミングで大切なことは、使って便利なことである。自分にとって使い勝手が良いことをはじめとし、他の人にも好んで使用してもらえることが良い。そのため、正しく処理できるプログラミングができること、どのような場面でに使うのか企画し、プレゼンを行うことで他者に評価をしてもらうことが、授業の到達目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 プログラミングを用いて問題解決できる十分できるほぼできるやや不十分
評価項目2 企画遂行能力がある的確にできるほぼできるやや力不足
評価項目3 プロジェクトの表現能力がある十分あるあるやや不足している

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる
JABEE c-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年~3年までの情報処理の応用として、各人が問題を設定し、プログラムを作成する。プログラムはMicrosoft Visual Basic または Excel VBAによるアプリケーションとする。そのなかでプログラム技術を修得する。できあがったプログラムはドキュメントを添えて提出する。
授業の進め方・方法:
情報処理の演習として問題を設定する。そして、企画書とプレゼンテーションにより対象を明確にする。その後、これに対してプログラムを作成し、その中でプログラム技術を修得する。最後に、できあがったプログラムにドキュメントを添えて提出する。この一連の過程で問題解決の手法を修得する。1回から6回の基礎事項の確認に学習シートを利用する。また、講義の内容を確実に身につけ、各自のプログラムを作成するためには、予習復習が必須である。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・情報倫理 講義の内容方針の説明とネットワーク利用上の注意事項の伝達、Office 365 学習シート(1)Excel VBAコマンドボタンにについて学習する。
2週 コマンドボタン 学習シート(2) Excel VBAコマンドボタンについて学習する。
3週 ファイル処理 学習シート(3) Excel VBAデータの入出力について学習する。
4週 グラフィックス 学習シート(4) Excel VBAグラフィックメソッドについて学習する。
5週 メッセージボックス 学習シート(5) Excel VBAメッセージボックスについて学習する。
6週 コンボボックス 学習シート(6) Excel VBAコンボボックスの使い方について学習する。
7週 プロジェクト計画発表 各自のプロジェクトのプレゼンテーションを行う 。
8週 中間試験 第2回~第6回の内容についての理解度を確認する。
4thQ
9週 答案の返却 答案を返却し、解説を行う。
10週 プロジェクト作成(1) 各自でプロジェクトを作成する。
11週 プロジェクト作成(2) 二週にわたりプロジェクトを作成し、実行する。
12週 プロジェクト作成(3) 各自でプロジェクトを実行し、エラーを確認して修正する。
13週 プロジェクト発表(1) プロジェクトの発表会を行う(1)
14週 プロジェクト発表(2) プロジェクトの発表会を行う(2)
15週 プログラムの手直しとドキュメント作成 プログラムとドキュメントを完成し提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3

評価割合

試験発表・プログラム相互評価態度その他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力500000050
プロジェクト遂行能力020000020
表現能力030000030