工学実験Ⅱ(建築系)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 工学実験Ⅱ(建築系)
科目番号 0184 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 各テーマごとに資料、テキストを配布する。
担当教員 渡辺 勝利,佐賀 孝徳,目山 直樹,櫻本 逸男,古田 健一,中川 明子

到達目標

実験内容をよく理解した上で、目的、方法、結果、考察などの要求された項目を満たすレポートを書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建築平面分析実験上記到達目標を総合的に判断して十分に遂行できる。上記到達目標を総合的に判断して遂行できる。上記到達目標を遂行できない。
機械実験上記到達目標を総合的に判断して十分に遂行できる。上記到達目標を総合的に判断して遂行できる。上記到達目標を遂行できない。
重回帰分析実験上記到達目標を総合的に判断して十分に遂行できる。上記到達目標を総合的に判断して遂行できる。上記到達目標を遂行できない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる
JABEE d-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実践的技術者を養成する上で重要な、実務に役立つ技術や知識を体験的に習得することを目的とする。また、報告書の作成により技術者として重要な考察能力を養う。
授業の進め方・方法:
以下の項目について実験実習を行い、実験実習の成果をレポートにまとめて提出させる。レポートのとりまとめには授業時間以外の時間を活用することも求められる。また、その内容を確実に習得するために、実験前後の予習復習を行うこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築平面分析実験(1) 担当:中川 ゾーニングについての講義/設計製作室
2週 建築平面分析実験(2) 調査実験:グループで建築家を1名選びその建築家の作品のゾーニング建築雑誌などで検証し、時代変遷、建築家の傾向を読み取る。/図書館
3週 建築平面分析実験(3) 第2週目作業の継続/図書館他
4週 建築平面分析実験(4) 成果発表会第1部/設計製作室又は情報処理センター
5週 建築平面分析実験(5) 成果発表会第2部/設計製作室又は情報処理センター
6週 機械実験(1) 担当:実習工場 安全講習(レポート作成)
7週 機械実験(2) ボール盤実習(レポート作成)
8週 機械実験(3) やすりがけ実習(レポート作成)
2ndQ
9週 機械実験(4) 半田付け実習(レポート作成)
10週 機械実験(5) アーク溶接実習(レポート作成)
11週 重回帰分析実験(1) 担当:古田 相関関係と単回帰分析(最小自乗法と寄与率)
12週 重回帰分析実験(2) 単回帰分析(母集団の推測)
13週 重回帰分析実験(3) 重回帰分析(重回帰式の導出)
14週 重回帰分析実験(4) 重回帰分析(精度検証、母集団の推測)
15週 重回帰分析実験(5) 試験結果の解説
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力建築系分野【実験・実習能力】建築系【実験実習】実験の目的と方法を説明できる。4
建築を取巻く環境(例えば音、光、温度、湿度、振動など)を実験により把握できる。4
実験結果を整理し、考察できる。4

評価割合

実験発表レポート態度試験合計
総合評価割合2010301030100
建築平面分析実験1010105035
機械実験100205035
重回帰分析実験00003030