特別講義

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 特別講義
科目番号 0186 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 土木建築工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 各講義による。
担当教員 目山 直樹

到達目標

学校の授業では学ぶことの出来ない、社会の情報や常識を吸収する。土木・建築に共通の事項1課題、土木系3課題、建築系3課題の講師を招き、土木・建築両分野について学ぶ。
1.社会の情勢や常識について、講師の専門的な視点から理解できる。
2.期限に間に合わせて、簡潔で専門的な知識をふまえたレポートが書ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1.社会の情報や常識について十分理解している。社会の情報や常識について理解している。社会の情報や常識について理解が不十分と認められる。
評価項目2.期限内に、簡潔で専門的な知識をふまえたレポートが書ける。講義内容をふまえたレポートが書ける。期限内にレポートが提出できていない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 C 2 説明 閉じる
JABEE d-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
土木工学、建築学における仕事、業務、現場における実状など実践的な内容を幅広く、多角的視野で理解するため、企業、官公庁、大学さらには海外から講師を招き、即戦力となる技術者的な感覚を身に付ける。
この科目は、土木・建築の多様な分野の研究者・実務家を講師に招き、講義形式で授業を行うものである。
講師の属性は、土木系、建築系3課題のうち,1人は研究者,もうひとりは実務家(民間企業)、あとひとりは実務家(官公庁)を想定する。
授業の進め方・方法:
講義は、7回、集中講義形式で開講する。全ての講義について、受講した内容を1枚の手書きレポートにまとめる。事前学習は特に必要としないが、講師の専門やプロフィールはあらかじめ告知するので、講師の専門性や職業分野等について、資料等を活用し理解を深めておくこと。また、受講後、指定様式1枚のレポートを課すので、自宅等で学習し、提出期限までに教員に提出し、評価を受けること。
注意点:
外部講師7名は、原則として、前期の6月以降、後期の1月までの間に招へいする。年度当初、並びに後期開始時に授業計画を提示する予定である。
成績評価 受講(30%)+レポート(70%)=100%
※公認欠席の場合、科目の性格上、レポート提出ができないため、原則として、別途、補講を行う予定である。公欠により受講できない場合は、担当教員に必ず事前に相談すること。原則として公認欠席は受講を免除する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第1回 土木・建築共通 受講。専門的な視点から講義を理解できる。
2週 第1回 土木・建築共通 レポート提出
3週 第2回 土木系1 受講。専門的な視点から講義を理解できる。
4週 第2回 土木系1 レポート提出。評価項目の観点から適切なレポートが書ける。
5週 第3回 建築系1 受講。専門的な視点から講義を理解できる。
6週 第3回 建築系1 レポート提出。評価項目の観点から適切なレポートが書ける。
7週 第4回 土木系2 受講。専門的な視点から講義を理解できる。
8週 第4回 土木系2 レポート提出。評価項目の観点から適切なレポートが書ける。
4thQ
9週 第5回 建築系2 受講。専門的な視点から講義を理解できる。
10週 第5回 建築系2 レポート提出。評価項目の観点から適切なレポートが書ける。
11週 第6回 土木系3 受講。専門的な視点から講義を理解できる。
12週 第6回 土木系3 レポート提出。評価項目の観点から適切なレポートが書ける。
13週 第7回 建築系3 受講。専門的な視点から講義を理解できる。
14週 第7回 建築系3 レポート提出。評価項目の観点から適切なレポートが書ける。
15週 ふりかえり (目山) 講義の振り返りとして、専門的な視点から全体を理解できる。また、評価項目の観点から適切なレポートが書ける。
16週 講評 講評。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

受講レポート合計
総合評価割合3070100
基礎的能力30030
専門的能力07070
分野横断的能力000