応用計測工学

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 応用計測工学
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械制御工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書 栗原伸一 入門統計学第2版 オーム社
担当教員 橋爪 善光

到達目標

各種センサの原理、活用ができるようになることのほか、計測データを活用できる能力を習得すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種センサの原理の理解に基づき、計測システムの解析・設計が出来る各種センサの原理の理解に基づき、簡単な計測システムの解析が出来る各種センサの原理の理解に基づき、既存の計測システムが説明できる
評価項目2統計処理や数値解析によって、データを適当な分析でき、説明できる統計処理や数値解析によって、データを適当な手法で分析できる統計処理や数値解析によって、データを指定された手法で分析できる

学科の到達目標項目との関係

到達目標C 1 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
メカトロニスク設計に必要不可欠な各種センサ、センシング技術等を理解するため、本授業では画像計測技術、デジタル信号処理手法を解説するほか、学生自身がこれまでに培ったセンサ、信号処理に関する知識を実践しさらなる理解を深める。さらに、簡単な計測データの解析を行い、計測データの扱い方について理解を深める。
この科目は整形外科病院で患者の運動計測を担当していた教員が、その経験を生かして計測について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。
授業内容を理解するために予習復習が必須である。
実践課題では、計画的に取り組むこと。
この科目は学修単位科目のため、年間15時間の自学自習を必要とします。自学自習時間の目安は次の通りです。
事後学習(理解度チェックなど):4時間
課題の実施(レポート):6時間
試験勉強:5時間
注意点:
(最終評価)=小テスト(50%)+課題(10%)+発表(40%:相互評価10%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 各自の研究において利用するセンサについて説明できる。
データの尺度について説明ができる。
2週 画像計測実習 画像計測の原理について説明ができる。
3週 センサとセンシング1 センサの原理について説明ができる。
4週 センサとセンシング2 センサの原理について説明ができる。
5週 センサとセンシング3 センサの原理について説明ができる。
6週 信頼区間の推定と検出力 信頼区間の推定と検出力について説明できる。
7週 2群の平均の差の検定 2群の平均の差の検定を行うことができる。
8週 二元配置分散分析 二元配置分散分析を行うことができる。
4thQ
9週 多重比較法 多重比較法を行うことができる。
10週 ノンパラメトリック検定 ノンパラメトリック検定を行うことができる。
11週 回帰分析 回帰分析を行うことができる。
12週 ロジスティック回帰分析 ロジスティック回帰分析を行うことができる。
13週 クラスター分析 クラスター分析を行うことができる。
14週 主成分分析 主成分分析について説明ができる。
15週 因子分析 因子分析について説明ができる。
16週 まとめ 講義のまとめを行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小テストレポート発表合計
総合評価割合501040100
基礎的能力1001020
専門的能力2002040
分野横断的能力20101040