科学英語表現法

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 科学英語表現法
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械制御工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Writing Power ライティング・パワー改訂版 (大井、上村、佐野) 研究社
担当教員 吉留 文男

到達目標

1. to learn basic concepts of paragraph writing
2. to learn how to write a paper
3. to write a summary and an abstract in English
4. to comprehend some professional paper

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1結束性・一貫性に基づいた英語のパラグラフを正確に書くことができる.結束性・一貫性に基づいた英語のパラグラフをほぼ正確に書くことができる.結束性・一貫性に基づいた英語のパラグラフを正確に書くことができない.
評価項目2英語の文章を読んで、内容を英語で的確にまとめることができる.英語の文章を読んで、内容を英語で大まかにまとめることができる.英語の文章を読んで、内容を英語でまとめることができない.
評価項目3専門分野のアブストを英語で正確に書くことができる.専門分野のアブストを英語でほぼ正確に書くことができる.専門分野のアブストを英語で適切に書くことができない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE f 説明 閉じる
到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
テキストの読解をとおして科学技術英語の構成・表現を学ぶことで、英文アブストラクトを書くために必要な知識・英語力を身につける。
授業の進め方・方法:
テキストの読解をとおして科学技術英語の構成・表現を学ぶことで、英文アブストラクトを書くために必要な知識・英語力を身につける。授業の理解を高めるために予習復習が必須である。
注意点:
(TOEIC IPテストのスコア(100点満点に換算したもの)+期末試験)÷2×60%+課題・提出物(卒業論文のアブスト等)・授業 40% 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 講義・評価について
2週 UNIT 1 Getting Started 英作文について
3週 UNIT 2 Narration 時間の流れ
4週 UNIT 3 Description (1) 場所の描写
5週 UNIT 4 Description (2) 人の描写
6週 UNIT 5 What is a Paragraph?
7週 UNIT 6 Essay
8週 UNIT 7 Process 順序
4thQ
9週 UNIT 8 Definition 定義
10週 UNIT 9 Classification 分類
11週 UNIT 10 comparison and Contrast 類似点と相違点
12週 UNIT 11 Cause and effect 原因と結果
13週 UNIT 12 Argumentation 説得力のある文
14週 UNIT 13 letter Writing  手紙
15週 期末試験 これまでの授業で学習した内容に関する問題を出題する
16週 答案返却など 期末試験の答案を返却し、解答解説を行う。 

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。4
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。4
英語の発音記号を見て、発音できる。4
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。4
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。4
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。4
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。4
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。4
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。4
工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。4
物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。4
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。4
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。4
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。4
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。4
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。4
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。4
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。4
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力6030000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000