自動加工学

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 自動加工学
科目番号 0034 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械制御工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Serope Kalpakjian, Manufacturing Process for Engineering Materials Third Editon
担当教員 伊藤 尚

到達目標

自動加工機械の動作原理をハードおよびソフト両面から理解する。また、CAD / CAMシステムの原理についても、データ構造についてついて検討し、簡単なソフトウェアを開発する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-1 説明 閉じる
到達目標 C 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
最近のコンピュータの発達と自動制御技術の進歩は、数値制御自動システムの普及を促し、多くの生産工場で活用されている。ここでは、NCなど生産工程を自動化するシステムの原理とその応用について学ぶ。
授業の進め方・方法:
導入部分は輪講形式で行う。受講者は担当した内容をまとめてプロジェクターを用いて説明する。実際のCAD/CAMおよび加工演習では、各自が独自のプロジェクトを行い、発表する。実際のCADデータをCAM展開し加工実験も行う。実際にCAD/CAMを導入し成果を上げている企業の見学も行う。授業内容を理解するために予習復習が必須である。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション シラバスにもとづき授業の目標と概要、授業計画、ならびに評価方法について把握する
2週 自動化システム・数値制御(NC) 生産工程を自動化する装置あるいはシステムの原理を学ぶ
3週 NCサーボ機構 各種サーボ機構の原理と必要な要素についてまとめる
4週 輪郭制御情報の演算 補間の概念および演算方式について学ぶ
5週 NCプログラミング 手動および自動プログラミングシステムについて学ぶ
6週 CAD / CAMの基礎 CAMソフトウェアの原理を理解するため、パソコンCADシステムの機能およびデータ構造などについて、実機を操作しながら学ぶ
7週 CAD / CAM導入企業見学 実際にCAD/CAMを導入し成果を上げている企業の見学も行う。
8週 CAD / CAMソフトウェア演習 実際に簡単な部品をCADにより設計し、CAM展開を試みる
2ndQ
9週 CAD / CAMソフトウェア演習 引き続き、システム内でのデータ変換結果について考察する
10週 CAD / CAMソフトウェア演習 CAM展開された加工データについて検討する
11週 産業用ロボット 産業用ロボットによる生産の自動化技術について学ぶ
12週 FMS コンピュータ応用の生産システムについて学ぶ
13週 自動加工実験 実際に簡単な部品を設計し、NC工作機械を操作して加工する
14週 自動加工実験および考察 工具の動きや加工結果について考察する
15週 期末試験 NC自動加工機械の原理についての理解を問う
16週 まとめ 試験答案を返却し解説を行う
授業アンケートの実施

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000