電気電子工学特論

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気電子工学特論
科目番号 0043 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械制御工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 [英語e-learning教材]To-Beエンジニア検定企画委員会編著、電気電子I、工学研究社
担当教員 三浦 靖一郎

到達目標

モノづくり製造業における技術者として必要な電気回路、電子回路、半導体デバイスに関する基礎知識を習得し、それらの知識を英語で説明できる素養を養うことを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
電気回路の基礎知識(日本語・英語)電気回路の基礎の各項目のうち大半を理解し,それを英語で説明することができる。 電気回路の基礎の各項目のうち一部を理解し,それを英語で説明することができる。電気回路の基礎の各項目を理解できず,英語で説明することもできない.
電子回路の基礎知識(日本語・英語)電子回路の基礎の各項目のうち大半を理解し,それを英語で説明することができる。電子回路の基礎の各項目のうち一部を理解し,それを英語で説明することができる。電子回路の基礎の各項目を理解できず,英語で説明することもできない.
半導体デバイスの基礎知識(日本語・英語)半導体デバイスの基礎の各項目のうち大半を理解し,それを英語で説明することができる。半導体デバイスの基礎の各項目のうち一部を理解し,それを英語で説明することができる。半導体デバイスの基礎の各項目を理解できず,英語で説明することもできない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近年、製造業においてもグローバル化、ダイバーシティ化が進んでおり、製造現場では、幅広いバックグランドを持つ技術者と連携して仕事をする機会が増えてきている。そこで、ここでは、電気工学・電子工学分野、とりわけ、電気回路・電子回路・半導体デバイスにおける基礎知識において主に英語教材を用いて講義を行う。
授業の進め方・方法:
講義は、主に英語e-learning教材とその日本語訳の教科書を用いて行い、1回の講義は、事前の予習、項目の学習、演習問題、解説などから構成される。最終課題は出題・解答も英語にて行うため、毎回の講義で課される予習・演習問題を積み重ねていくことが重要である。
注意点:
演習問題を50%、確認課題を20%、最終課題を30%の計100%で総合的に評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 講義内容、講義の進め方などについて
2週 確認課題 電気電子工学に関する基礎知識を問う
3週 電気回路I 直流回路について理解し,説明できる
4週 電気回路II 交流回路について理解し,説明できる
5週 電気回路III ノイズについて理解し,説明できる
6週 電気回路IV 電気保全について理解し,説明できる
7週 電子回路I ダイオード回路について理解し,説明できる
8週 電子回路II フィルタ回路について理解し,説明できる
4thQ
9週 電子回路III オペアンプ回路について理解し,説明できる
10週 電子回路IV トランジスタ回路について理解し,説明できる
11週 半導体デバイスI 半導体物性について理解し,説明できる
12週 半導体デバイスII 半導体デバイス(種類と働き)について理解し,説明できる
13週 半導体デバイスIII 半導体集積回路製造プロセスについて理解し,説明できる
14週 半導体デバイスIV ディジタルIC(種類と働き)について理解し,説明できる
15週 最終課題 英語による電気電子工学に関する基礎知識を問う
16週 まとめ 最終課題の総括などを行う

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00005050100
基礎的能力0000000
専門的能力00005050100
分野横断的能力0000000