到達目標
・通信システムの構成を理解し、伝送効率を高めるための要素技術を説明できる。
・変調、符号、冗長の概念を理解し、それぞれの目的・技術的手法について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
通信システムの構成 | 通信システムの構成を理解し、伝送効率を高めるための要素技術を説明できる。 | 通信システムの構成を理解している。 | 通信システムの構成を理解していない。 |
変調・符号・冗長の概念 | 変調、符号、冗長の概念を理解し、それぞれの目的・技術的手法について説明できる。 | 変調、符号、冗長の概念を理解している。 | 変調、符号、冗長の概念を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
到達目標 C 1
説明
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JABEE d-1
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教育方法等
概要:
通信ネットワークは各種メディア通信の需要増大に伴い、高速化、高度化の方向に進んでいる。前半は近年の代表的なネットワークの現状と将来動向を学ぶ。後半は、各種通信方式について確率過程を基礎とした対雑音性能を評価する。
授業の進め方・方法:
講義により目的や概要を説明しながら、式の導出過程を演習によって確認させる。
教科書の該当ページを事前に90分、事後に30分読む.毎回2時間(計60時間)
注意点:
授業内容を理解するために、予習復習を必ず行うこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
通信とは何か? |
通信システムの構成、アナログとディジタル、帯域と信号対雑音比、変調、符号化、冗長性の効能、通信の歴史
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2週 |
信号とは何か? |
信号のエネルギーとパワー、信号の相関、フーリエ級数展開
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3週 |
信号と伝送路のフーリエ解析 |
フーリエ変換、フーリエ変換の性質、PSD
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4週 |
振幅変調と復調 |
正弦波の振幅の変復調について説明する。
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5週 |
角度変調と復調 |
正弦波の周波数と位相の変復調について説明する。
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6週 |
標本化とAD変換 |
PCM、DPCM
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7週 |
ディジタル信号 |
伝送符号、アイパターン、PSK、QAM
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8週 |
確率理論 |
確率とは何か、ベイズの定理、確率変数、正規分布、相関、中心極限定理
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4thQ |
9週 |
確率過程とスペクトル解析 |
確率変数から確率過程へ、確率過程の数量化、確率過程の分類、PSD、確率過程のシステム解析
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10週 |
ディジタル通信システムの通信品質の評価 |
パルスの最適検出、マッチトフィルタ、白色雑音、直交信号、BPSK、FSK、BER
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11週 |
スペクトル拡散を用いた通信システム |
周波数ホッピング、Bluetooth、直接拡散、CDMA、携帯電話、GPS、無線LAN
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12週 |
ディジタル通信システムの実際 |
OFDM、ADSL
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13週 |
情報理論 |
情報の数量化、ハフマン符号、伝送容量
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14週 |
誤り訂正符号 |
誤り訂正と冗長性、CRC、符号化
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15週 |
期末試験 |
1週から14週までの授業で学習した範囲で試験を行う。
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16週 |
まとめ |
試験の解説を行う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | 無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 5 | 後4,後5,後11,後12 |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 5 | 後6,後7,後12 |
基本的なフィルタリング技術について説明できる。 | 5 | 後3,後4,後5,後6,後7,後10,後12 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |