Planning of Housing

Course Information

College Tokuyama College Year 2019
Course Title Planning of Housing
Course Code 0010 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Environmental and Civil Engineering Course Student Grade Adv. 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 建築計画教科書研究会編著「建築計画教科書」(彰国社)
Instructor Meyama Naoki

Course Objectives

住まいとまちの構成原理、建築計画の方法論、計画と生産・維持管理に関する知識を修得すること、著名建築家の作品構成原理を理解し、建築設計に応用する技術を身につけることを目標とする。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
定期試験80点以上70点以上60点未満
レポート課題1 世界の住宅建築世界の気候・風土・文化等に根差した住宅建築から課題を設定し、構成原理や技法をレポートできている。住宅設計・住宅計画への応用的視点が明快である。世界の気候・風土・文化等に根差した住宅建築から課題を設定し、構成原理や技法をレポートできている。住宅設計・住宅計画へ展開する基礎的技術を理解している。課題設定が不十分で、構成原理や技法について言及できていない。
レポート課題2 建築家の住宅作品建築家の作品から課題を設定し、構成原理や技法をレポートできている。住宅設計・住宅計画への応用的視点が明快である。建築家の作品から課題を設定し、構成原理や技法をレポートする。住宅設計・住宅計画へ展開する基礎技術を理解している。課題設定が不十分で、構成原理や技法について言及できていない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
本科で履修した建築計画の知識をもとに、計画各論的な位置付けとしての住宅ではなく、住まいを中心とするまちづくりを意図し た住宅計画について学ぶ。具体的には、建築と生活および建築と生産の関係から住まいとまちの構成原理を学習する。さらに、計 画のための調査研究の手法や、既往の建築計画学の成果である寸法計画、規模計画、地域計画などの原則を理解した上で、それを 応用した具体的な建築作品について考察をする。また、設計や生産計画、維持管理計画に関する新たな知見についても学ぶことで 将来の実務に役立つ知識を修得する。
Style:
【学修の進め方】 講議形式で授業を行う。レポート演習課題を発表形式で2回行う。学習シートは毎回の授業の理解した内容を確認するために使用 する。事前の学習として,単元ごとの参考資料を読んでおくこと。事後の学習として,毎回1ページ程度の演習課題か,プレゼン課題を課すので,自宅で学習し,授業開始時または期限までに教員に提出し,評価を受けること。
Notice:
【テキスト】建築計画教科書研究会編著「建築計画教科書」(彰国社)
【参考資料】 住環境の計画 1 ~ 5 巻 (彰国社)
評価方法 試験 50%   レポート課題 50%
レポート等の提出物が未提出の場合は、課題の評価点を与えない。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 建築と生活―住まいからまち へ 建築のとらえ方と生活のとらえ方について理解する。 レポート課題 1 について指定する。
2nd 建築と生産―住まい・まちを つくる 住まい・まちをつくるしくみを理解する
3rd 建築の計画ー住まい・まちの 構成原理 住まい・まちの構成原理を理解する。
4th 計画のための調査 建築に関する調査の種類と進め方を学ぶ。建築計画学研究に関するレ ポート演習課題を行う。
5th 寸法の計画 人間の寸法と設計の方法、知覚による空間、人間集合の空間の寸法計 画を理解する。
6th 規模の計画
利用の規模、利用変動、規模計画の方法を把握する。
7th 形の計画
巨匠と呼ばれる建築家の住宅空間のデザインについて学ぶ。建築家の 作品に関するレポート演習課題を行う。
8th 室内環境の計画
建築計画原論に基づく住宅の室内環境の計画方法を学ぶ。
4th Quarter
9th 住宅の品質の確保
住宅性能表示制度について学習する。
10th 集合の計画
住居を集合させる手法を理解する。
11th 地域の計画
地域計画における住宅計画と、景観づくりについて学ぶ。
12th 計画と管理
公共住宅の計画と管理について海外と我が国の相違点を把握する。
13th 住み手参加による集合住宅デ ザイン コーボラティブ住宅の実例を学習する。
14th 長期優良住宅の計画
長期優良住宅の考え方とその促進について学習する
15th 演習 : レポート課題 2
技術内容を知らない第三者にわかりやすくプレゼンできる。
16th まとめ
レポートの講評を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験成績課題1課題2プレゼンTotal
Subtotal50202010100
試験5000050
レポート課題020201050