到達目標
建築確認申請書に添付する構造計算書の作成ができるレベルの理解度を目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 構造計算の荷重の考え方が理解でき計算できる。 | 構造計算の荷重の考え方が理解できる。 | 構造計算の荷重の考え方が理解できない。 |
| 構造計算の弾性設計が全般にわたりできる。 | 構造計算の弾性設計ができる。 | 構造計算の弾性設計ができない。 |
| 構造計算の塑性設計が理解でき説明できる。 | 構造計算の塑性設計が理解できる。 | 構造計算の塑性設計が理解できない。 |
| 構造計算の限界耐力計算・時刻歴応答解析が理解でき説明できる。 | 構造計算の限界耐力計算・時刻歴応答解析が理解できる。 | 構造計算の限界耐力計算・時刻歴応答解析が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
各種構造を理解した設計ができる技術を身につけるために、実務で行われている方法で理解することを目的とする。具体的には、構造計算法の選択、荷重の考え方、弾性設計、塑性設計、限界耐力設計等である。
授業の進め方・方法:
建築物を中心とした構造物の設計手法を講義をもとに理解し、演習を行って構造設計の実際を学ぶ。その内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。演習の多くは自学・自習で行うが講義の後半の質問時間で疑問に答える。
注意点:
【関連科目】 建築一般構造（３年）、建築構造設計（５年）、工学デザインII(５年建築系)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
ガイダンス |
なぜ構造物は壊れることがあるのか。
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| 2週 |
構造設計法 |
規模による構造設計方法の違いを学ぶ。
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| 3週 |
荷重の考え方（１） |
固定荷重、積載荷重について理解を深める。[演習01]
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| 4週 |
荷重の考え方（２） |
積雪荷重、風圧力について理解を深める。[演習02]
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| 5週 |
荷重の考え方（３） |
地震力について理解を深める。[演習03]
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| 6週 |
弾性設計（１） |
許容応力度設計；固定法[演習04]
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| 7週 |
弾性設計（２） |
許容応力度設計；D 値法[演習05]
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| 8週 |
弾性設計（３） |
層間変形角と剛性率、偏心率[演習06]
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| 4thQ |
| 9週 |
塑性設計（１） |
保有水平耐力計算について理解を深める。[演習07]
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| 10週 |
塑性設計（２） |
必要保有水平耐力について理解を深める。[演習08]
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| 11週 |
塑性設計（３） |
構造特性係数・形状係数について理解を深める。[演習09]
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| 12週 |
限界耐力計算（１） |
損傷限界耐力について理解を深める。[演習10]
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| 13週 |
限界耐力計算（２） |
安全限界耐力について理解を深める。[演習11]
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| 14週 |
時刻歴解析 |
超高層ビルの設計例
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| 15週 |
期末試験 |
規模の異なる構造物の設計方法の選択、具体的計算に関する出題。
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| 16週 |
まとめ |
答案返却など
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 物体に作用する力を図示することができる。 | 5 | |
| 力の合成と分解をすることができる。 | 5 | |
| 重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 5 | |
| フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。 | 5 | |
| 質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 5 | |
| 仕事と仕事率に関する計算ができる。 | 5 | |
| 物体の質量と速度から運動量を求めることができる。 | 5 | |
| 剛体における力のつり合いに関する計算ができる。 | 5 | |
| 重心に関する計算ができる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 演習問題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |