応用研究

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 応用研究
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 特別研究論文集等
担当教員 渡辺 勝利,目山 直樹,桑嶋 啓治,中川 明子,島袋 淳,海田 辰将,温品 達也,段下 剛志,江本 晃美,荒木 功平,宇根 拓孝

到達目標

自主的に調査や実験等を計画・遂行し、継続して研究に取り組むことができるようになる。 研究の完遂能力および成果を伝えるコミュニケーション能力を鍛える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高いふつう満たしていない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 C 2 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
それぞれの分野で研究を行い、技術者、研究者として直面する問題を解決する能力、創造性等を養う。研究にあたっては最先端の 理論、技術、解法などの情報を自主的に収集し、常に新しい取り組みができるよう心がけ、自らの分野の専門知識を深める。この 応用研究では、特別研究の前段階の調査や研究を行う。
授業の進め方・方法:
各研究テーマに対して、特別研究担当教員の指導より計画的に研究を進める。
注意点:
【関連科目】 全ての科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ○専攻の区分:土木工学
2週 渡辺勝利(水理系):水の流れに着目した汚水処理装置の性能向上に関する研究(土木工学)  
3週 島袋淳(材料系):コンクリートの劣化ならび品質改善に関する研究
4週 海田辰将(構造系):土木構造物の耐荷性能・インフラメンテナンスに関する研究
5週 桑嶋啓治(地盤系):各種地盤材料の力学特性に関する研究
6週 荒木功平(地盤系):斜面崩壊予知に向けた土質数値力学・観測データの援用に関する研究(土木工学)
7週 江本晃美(計画系):都市・地域のサステナビリティとレジリエンスに関する研究
8週 温品達也(材料系):鉄筋コンクリートの新材料・新工法開発や耐久性評価に関する研究(土木工学) 月および火星の建設材料開発(土木工学・建築学)
2ndQ
9週 各指導教員の指導による
10週 各指導教員の指導による
11週 各指導教員の指導による
12週 各指導教員の指導による
13週 各指導教員の指導による
14週 各指導教員の指導による
15週 各指導教員の指導による
16週 各指導教員の指導による
後期
3rdQ
1週 ○専攻の区分:建築学
2週 渡辺勝利(水理系):建築物および建築環境における流れの諸問題に関する研究(建築学)
3週 目山直樹(建築計画系):安心・安全な都市・建築空間の構築に関する研究  
4週 島袋淳(材料系):コンクリートの劣化ならび品質改善に関する研究(建築学)
5週 海田辰将(構造系):建築構造部材の耐荷力特性・メンテナンスに関する研究(建築学)
6週 中川明子(建築計画系):歴史的遺産に関する研究  (建築学)
7週 荒木功平(地盤系):住宅地盤等の変形・強度特性解析に向けた土質数値力学モデルに関する研究(建築学)
8週 江本晃美(建築計画系):建築・都市デザインに関する研究(建築学)
4thQ
9週 温品達也(材料系):コンクリートの新材料・新工法開発や耐久性評価(建築学) 月および火星の建設材料開発(土木工学・建築学)
10週 河野拓也(建築計画系):日本の住空間における建築デザイン,住環境および設計手法に関する研究(建築学)
11週 段下剛志 (環境系) :分散型生活排水処理における水質浄化性能の向上に関する研究(建築学)
12週 各指導教員の指導による
13週 各指導教員の指導による
14週 各指導教員の指導による
15週 各指導教員の指導による
16週 応用研究発表会 指導教員・主査、副査の審査
発表の評価

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

指導教員発表合計
総合評価割合7030100
全体評価7030100