環境建設工学専攻総合演習(建築系)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 環境建設工学専攻総合演習(建築系)
科目番号 0073 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 担当者が適宜準備する。
担当教員 古田 健一

到達目標

空間体験による建築物のスケール感を身につけた上で、企画から設計までの基本的能力を身に付ける。CAD および統計ソフトを用いた設計図書・概算見積書、ウォークスルー・シミュレーションデータをそろえることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
CAD を用いて設計図書が作成できる。CAD を用いて設計図書をほとんど作成できる。CAD を用いて設計図書が作成できない。
統計ソフトを用いて概算見積書が作成できる。統計ソフトを用いて概算見積書をほとんど作成できる。統計ソフトを用いて概算見積書が作成できない。
3次元CGを用いてウォークスルー・シミュレーションが作成できる。3次元CGを用いてウォークスルー・シミュレーションをほとんど作成できる。3次元CGを用いてウォークスルー・シミュレーションが作成できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE d-3 説明 閉じる
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到達目標 C 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義や演習で学んだ知識を生きた教材の中で理解することを目的として、公共施設設計の企画から設計までを一貫して行う。環境建設工学総合実験で得た基本設計をもとに設計図と概算見積書を作成し、ウォークスルー・シミュレーションまで行う。
授業の進め方・方法:
与えられたテーマの分析、計画、積算、成果レポートのまとめ、発表という一連の作業で進めていく。 その内容を確実に身につけるために、授業時間外の作業が必須である。
注意点:
【関連科目】 本 科:工学実験I・II(建築系4,5年)、工学デザインI・II(建築系4,5年)、専攻科:環境建設工学専攻総合実験(1年)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
公共施設設計の概要説明
総合演習のテーマの説明とスケジュールの確認
2週 設計方針についてのディスカッション コンセプトの決定
3週 エスキス作成 コンセプトからエスキス作成
4週 第1回エスキス検討会 エスキスの検討
5週 エスキスの修正 第1回エスキス検討会の結果を元に修正
6週 第2回エスキス検討会 修正エスキスの検討、エスキス完成
7週 図面の作成 (1) 工事実施平面図の作成
8週 図面のチェック(1) 工事実施平面図の検討
2ndQ
9週 図面の作成 (2) 工事実施展開図の作成
10週 図面のチェック(2) 工事実施展開図の検討
11週 3 次元 CG の作成 (1) 3 次元 CG ソフトにより工事実施図面を立体化
12週 3 次元 CG のチェック(1) 3 次元 CG ソフトにより工事実施図面立体化の検討
13週 3 次元 CG の作成 (2) 3 次元 CG ソフトにより工事実施図面を立体化
14週 3 次元 CG のチェック(2) 3 次元 CG ソフトにより工事実施図面の検討
15週 積算講義積算手順を解説(1) 工事費の内訳について
16週 積算講義積算手順を解説(2) 図面から数量拾いの方法について
後期
3rdQ
1週 数量拾い (1) 図面から数量拾い
2週 数量拾いのチェック (1) 数量拾いのチェック
3週 数量拾い (2) 図面から数量拾い
4週 数量拾いのチェック(2) 数量拾いのチェック
5週 見積書作成 (1) 概算見積りの作成
6週 見積書作成 (2) 概算見積りの完成
7週 プレゼンテーション準備(1) ポスター作成
8週 プレゼンテーション準備(2) ポスター完成
4thQ
9週 プレゼンテーション準備(3) バワー・ポイント作成
10週 プレゼンテーション準備(4) バワー・ポイント完成
11週 プレゼンテーション準備(5) ウォークスルー・シミュレーションの作成
12週 プレゼンテーション準備(6) ウォークスルー・シミュレーションの完成
13週 成果品のプレゼンテーション準備 成果品のまとめ調整
14週 成果品のプレゼンテーション完成 成果品の完成
15週 プレゼンテーション準備 プレゼンテーションの練習
16週 成果品のプレゼンテーションとまとめ 完成した図面、見積書とウォークスルー・シミュレーションの発表を行い、評価する完成した図面、見積書とウォークスルー・シミュレーションの発表を行い、評価する。成果品を個人別作業リストとともに提出。アンケート記入。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表会評価相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503020000100
基礎的能力0000000
専門的能力503020000100
分野横断的能力0000000