到達目標
1年で製図の基礎を学んだ。2年では主たる機械部品について学び、更に高度で複雑な図面を書く力を養う。
(1)機械要素(歯車、プーリ、チェーン、ばね、溶接記号)を理解し製作図を作図できる。
(2)配管、機械設計の基礎知識を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 機械要素(歯車、プーリ、チェーン、ばね、溶接記号)の製図を理解でき、要求された諸元の機械要素を作図できる。 | 機械要素(歯車、プーリ、チェーン、ばね、溶接記号)の製図を理解でき、要求された諸元の機械要素を概ね作図できる。 | 機械要素(歯車、プーリ、チェーン、ばね、溶接記号)の製図を理解できる。 | 機械要素(歯車、プーリ、チェーン、ばね、溶接記号)の製図を理解できない。 |
評価項目2 | 配管、機械設計の基礎知識を理解でき、配管図の作図や機械設計ができる。 | 配管、機械設計の基礎知識を理解でき、簡単な配管図の作図や機械設計ができる。 | 配管、機械設計の基礎知識を理解できる。 | 配管、機械設計の基礎知識を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
歯車等の機械要素について学習し、製図法を身につける。
授業の進め方・方法:
第1学期開講
機械要素のうち、歯車、スプロケット、溶接継手等の基本を学習するとともに、製図実習で実際にこれらの図面を作製し、製図法を身につける。
注意点:
1年次に学習した機械製図法を理解しておくことが必要。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
歯車について 歯車設計 |
講義概要(内容、評価方法等) 歯車の基礎、モジュールの理解。(教科書p202~205) 標準平歯車の寸法の理解。(教科書p202~211)
|
2週 |
実習: 製作図 |
平歯車の作図。 図番:4007
|
3週 |
歯車設計 プーリ・スプロケット |
はずば、やまば、かさ歯車、ウォームギアの寸法の理解。(教科書p211~218) プーリ・スプロケット、ばねの理解。(教科書p219~231)
|
4週 |
実習: 製作図 |
Vプーリの作図。 図番:4010
|
5週 |
溶接継手 |
溶接継手の基礎の理解。(教科書p232~240)
|
6週 |
実習: 製作図 |
溶接丸胴形タンクの作図。 図番:4012
|
7週 |
管・管継手・バルブ、配管図 各種の図面 |
配管、バルブ、配管図、減速比の基礎理解。電気回路、油圧回路の基礎の理解。(教科書p241~302)
|
8週 |
定期試験・試験返却 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | |
製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | |
線の種類と用途を説明できる。 | 4 | 前2 |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 作製図面 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
知識の基本的な理解 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
思考・推論・創造への適応力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |