| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 二つ以上の剛体からなる系においてつりあい条件から反力や支持モーメントを求めることができ,応用としてトラス構造に作用する力を求めることができる. | 二つ以上の剛体からなる系において生じている力を図示し,つりあい条件から反力や支持モーメントを求めることができる. | 力の合成や分解を図で表現でき,単一の剛体に働く力のつりあいの計算ができる. | 力の合成や分解を図で表現できず,単一の剛体に働く力のつりあいの計算ができない. |
評価項目2 | 積分を用いて立体の複雑な形状の重心位置を計算できる. | 積分を用いて平板の複雑な形状の重心位置を計算できる. | 重心の意味を理解でき,平板及び立体(積分を必要としない簡単な形状)の重心位置を計算できる. | 重心の意味を理解できず,平板及び立体の重心位置を計算できない. |
評価項目3 | 向心加速度,向心力,遠心力の計算ができ,万有引力の法則から天体の運動の計算ができる. | ニュートンの運動の3法則を説明でき,力,質量及び加速度の関係を運動方程式で表すことができる. | 速度・加速度の意味を理解でき,時間と速度・加速度・距離の関係を説明できる. | 速度・加速度の意味を理解できず,時間と速度・加速度・距離の関係を説明できない. |
評価項目4 | 積分を用いて立体の複雑な形状の慣性モーメントを計算できる. | 積分を用いて平板の複雑な形状の慣性モーメントを計算できる. | 慣性モーメントの意味を理解でき,平板及び立体(積分を必要としない簡単な形状)の慣性モーメントを計算できる. | 慣性モーメントの意味を理解できず,平板及び立体の慣性モーメントを計算できない. |
評価項目5 | 二つ以上の剛体からなる系において必要な力学法則を用いて微分方程式の形で運動方程式を立て,初期値問題として解くことができる. | 二つ以上の剛体からなる系において剛体の運動状態を整理し,必要な力学法則を用いて剛体の運動を計算できる. | 剛体の平面運動を運動方程式で表すことができ,剛体の運動を計算できる. | 剛体の平面運動を運動方程式で表すことができず,剛体の運動を計算できない. |