リサーチワークショップⅡ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 リサーチワークショップⅡ
科目番号 15013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 2nd-Q 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 藤田 活秀,後藤 実,德永 敦士,篠田 豊

到達目標

低学年に提示するテーマのスケジュール管理・指導教材の作成ができる.
低学年で身につける知識や技術について理解し,指導することができる.
低学年の実験,レポート作成などのサポートを行い,自身の活動内容についてレポートにまとめることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)の目安 標準的な到達レベル(良)の目安 最低限の到達レベル(可)の目安 未到達レベルの目安
評価項目1テーマの目標や目的を理解し,主体的に達成に向けたスケジュールを構築し,指導教材の作成ができる。テーマの目標や目的を理解し,教員からの少しの助言を受けることによって,達成に向けたスケジュールを構築し,指導教材の作成ができる。テーマの目標や目的を理解し,教員からの詳細な助言を受けることによって,達成に向けたスケジュールを構築し,指導教材の作成ができる。テーマの目標や目的が理解できず,教員からの詳細な助言を受けても達成に向けたスケジュールの構築と指導教材の作成ができない。
評価項目2低学年で身につけるべき知識や技術について調査し,明確に説明・指導ができる. 低学年で身につけるべき知識や技術について調査し,概ね説明・指導ができる. 低学年で身につけるべき知識や技術について調査し,説明・指導ができる. 低学年で身につけるべき知識や技術を説明・指導できない.
評価項目3低学年の実験,レポート作成などのサポートを自主的に行い,自身の活動内容をレポートにまとめることができる(報告できる). 低学年の実験,レポート作成などのサポートを 指示された上で行い,自身の活動内容をレポートにまとめることができる(報告できる). 低学年の活動について把握し,自身の活動内容をレポートにまとめることができる(報告できる). 低学年に対する指導などを行わず,自身の活動内容をレポートにまとめることができない(報告できない).

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2学期開講
各専門学科で行われる低学年のリサーチワークショップ IAで実施される課題・グループワークの指導・担当教員のサポートを行うことで,コミュニケーション能力や,チームで仕事するための能力を身につける.担当教員と実施内容について議論・決定し,ゴールに至る指導・教材について検討,スケジューリングを行うことで自主的な課題解決能力を養う.
授業の進め方・方法:
この科目では,低学年のリサーチワークショップ IAの内容について把握し,計画的に進めるために適切に指導することが求められる.そのため,事前(第1学期)に準備を行いグループでの学習を円滑に進めることが必要である.またレポートの指導などを行う場合は,添削・修正を行うために十分な知識や技術の理解が要求される.
注意点:
この科目では,学生が自主的に低学年を指導することが求められる.そのため,担当教員からの指示などに頼らず,担当教員と打ち合わせを行い,担当する役割を積極的に担うことが期待される.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 イントロダクション
ミニ研究(1)
低学年に提示する研究テーマの進め方およびゴールを予測した計画立案を指導できる。
グループ単位で行われる研究に必要な技術・手法を用いて簡単な実験や事例調査のやり方を指導できる。
10週 ミニ研究(2) 担当する低学年グループ単位で行われる研究に必要な技術・手法を用いた簡単な実験や事例調査のやり方指導できる。
11週 ミニ研究(3) 担当する低学年グループ単位で行われる研究に必要な技術・手法を用いた簡単な実験や事例調査のやり方を指導できる。
12週 ミニ研究(4) 担当する低学年グループ単位で行われる研究に必要な技術・手法を用いた簡単な実験や事例調査のやり方を指導できる。
13週 ミニ研究(5) 担当する低学年グループ単位で行われる研究に必要な技術・手法を用いた簡単な実験や事例調査のやり方を指導できる。
14週 ミニ研究(6) 低学年生が計画した研究テーマで身につけた技術・手法および適用先についてレポートやプレゼンテーションにまとめさせることを指導できる。
15週 ミニ研究(7) 低学年生が計画した研究テーマで身につけた技術・手法および適用先についてレポートやプレゼンテーションにまとめさせることを指導できる。
16週 まとめ 本講義の研究テーマで学んだ内容を整理して発表させるとともに,研究活動を行うため必要な技術や手法の重要性について指導できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ報告書合計
総合評価割合00010090100
基礎的能力0001005060
専門的能力000004040
分野横断的能力0000000