日本史A

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本史A
科目番号 0030 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 詳説日本史改訂版(山川出版社) 図説日本史通覧(帝国書店)
担当教員 岩元 修一

到達目標

①時代とともに変化する農業・商業などの人間活動が社会や自然環境にいかなる影響を与えたかを説明できる。
②世界の多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し、説明できる。
③日本を含む世界の多様な文化に関する理解をもとに,時間の変化の中で互いの文化の違いからどのようにして問題が生じるのか説明できる。
④今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,7割台の基礎的知識をもとに説明できる。人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,6割台の基礎的知識をもとに説明できる。人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,6割の基礎的知識をもとに説明できない。
評価項目2世界の多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し、8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。世界の多様な文化生活、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し,7割台の基礎的知識をもとに説明できる。世界の多様な文化生活、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し,6割台の基礎的知識をもとに説明できる。世界の多様な文化生活、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し,6割の基礎的知識をもとに説明できない。
評価項目3世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について7割台の基礎的知識をもとに説明できる。世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について6割台の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について6割の基礎的知識をもとに論理的に説明できない。
評価項目4今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,7割台の基礎的知識をもとに説明できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,6割台の基礎的知識をもとに説明できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,6割の基礎的知識をもとに説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3 学期開講
 歴史は過去を対象とします。過去は現在と異なりますから,いわば別世界ともいえます。現在と異なる別の世界(過去)と向き合うことで,現在とは異なる文化や考え方にも出会えるでしょう。歴史に学ぶことで,人間を理解する航海に出てみましょう。
授業の進め方・方法:
上記の教科書・教材を主に使い,配布する授業プリントに記した概要に即して授業を進めます。配布プリントは,当日の学習内容の概要を記したものです。授業のすべてを事前にまとめたものではありません。毎回,プリントを補足する内容を板書しながら説明を加え,時に班ごとに,あるいは個別に発表してもらい,教科書や資料を読んでもらいます。理解度を確認するために,授業中に小テストを実施することがあります。また,一定の内容についてレポートを提出してもらいます。中間試験は実施しません。再試も予定していません。
注意点:
①評価の4割は講義の学習内容を学期末試験で確認します。授業では教科書・副読本を使った説明をよく聞き,講義をしっかり理解し自分の言葉で内容を説明できるようになって下さい。②残りの評価のうち,2割はレポートです。必ず期限までに提出して下さい。③2割は小テスト・課題で評価します。必ず期限までに提出して下さい。③最後の2割は授業中,教員が口頭でいろいろ関連項目を質問して口頭で発表してもらったり,課題を班ごとに発表してもらうことがあります。発表内容で評価します。④なお,欠席状況は各自で担当教員に尋ね確認してください。⑤再試験は予定していませんので注意してください。⑥教科書・副教材は必ず持参して下さい(忘れたり借りたりは減点の対象になります)。あわせて授業態度も評価の対象とします。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 導入 シラバスの内容を説明できる。
2週 地球環境の変化と日本列島の成立 日本人の祖先はいつ頃,どのような自然環境の日本にやってきたのか,どのような生活を送っていたのか説明できる。
3週 人口からみた日本 時代と人口の推移との関わりを説明できる。
4週 日本の成立 日本史で学ぶ日本の成立について説明できる。
5週 江戸幕府の成立 江戸時代の仕組みを説明できる。
6週 朝廷と寺社 江戸時代の宗教と寺社について説明できる。
7週 江戸時代の外交 江戸時代の外交について説明できる。
8週 中間まとめ 前半の内容を整理する。
4thQ
9週 幕府の衰退と世界(1) 世界情勢の推移と関連させながら幕府が国内を治めることができなくなる背景を説明できる。
10週 幕府の衰退と世界(2) 世界情勢と関連させながら幕府が従来の外国との関係を維持できなくなる背景を説明できる。
11週 経済と国内政治の変容 19世紀の経済と朝廷・天皇の権威の変容について説明できる。
12週 開港と貿易 幕末の開港と貿易について説明できる。
13週 明治初期の日本 新政府の成立と諸改革を説明できる。
14週 明治初期の外交 明治初期の外交について説明できる。
15週 学期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題レポート発表ポートフォリオその他合計
総合評価割合4020202000100
基礎的能力4020202000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000