到達目標
①「最高法規」としての憲法の意義と役割を説明できる。
②第二次世界大戦後から現在に至るまでの日本、および世界の経済情勢について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限のレベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 「最高法規」としての憲法が制定されるに至った過程を説明できる。 | 憲法が何のために必要とされているのか、その意義を説明できる。 | 「最高法規」である憲法は、国家に対してどのような作用を及ぼすのか説明できる。 | 憲法の役割を説明できない。 |
評価項目2 | 戦後の日本・および世界の経済情勢がどのように変化してきたかを説明できる。 | 現代の世界経済がどのような状況にあるか説明できる。 | 現代日本の経済がどのような問題を抱えているか説明できる。 | 現代社会における日本の経済問題を説明できない。 |
評価項目3 | | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第2学期開講
本講義は、高専5年間で学習する社会科諸科目の導入的な役割も担っている。そのため、1つのテーマについて深く掘り下げていくよりも、現代社会の抱える様々な問題について幅広く確認することを目的としている。講義は教科書と配布資料を中心に進めるが、時事問題についてもしばしば言及する。
授業の進め方・方法:
上述の通り、講義は教科書と配布資料を中心に進める。講義に際しては教員が一方的に話をするのではなく、可能な限り学生の発言をうながす。基礎知識を身につけるため、小テストも行う。また、時間は限られているが、いくつかのテーマについては班ごとで議論をし、自分たちなりの解答を導いていく作業を行う。
注意点:
時事問題についても勉強するため、日ごろからニュースや新聞の記事に目を通しておくとよい。また、1つの単元が終わるごとに小テストを行う予定であるので、講義中にしっかり内容を理解しておく必要がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地図帳学習 |
現代社会における環境、資源、紛争等の問題を、地図帳を使用して説明できる。
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2週 |
わたしたちの生活と法 |
わたしたちの生活の中で、刑法や民法がどのように関わっているか、例を挙げて説明できる。
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3週 |
憲法1・憲法の意義 |
なぜ「最高法規」としての憲法が必要なのか、近代憲法の制定過程と合わせて説明できる。
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4週 |
憲法2・基本原理 |
日本国憲法の定める3つの原理と、その内容を説明できる。
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5週 |
憲法3・基本的人権 |
「基本的人権」として定められているものを例示できる。自由権と社会権の違いを、歴史的な背景を含めて説明できる。
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6週 |
憲法4・政治の仕組み |
日本の政治の仕組み(三権分立)について説明できる。
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7週 |
憲法4・政治の仕組み |
国民主権の実現方法について、自己の見解をまとめ、他者に説明できる。
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8週 |
国際社会の動向 |
国家の三要素をはじめ、現代社会における「国家」と国際社会の仕組みを説明できる。
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2ndQ |
9週 |
国際社会の動向 |
主に第二次大戦後の国際社会における紛争、領土問題を例示できる。
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10週 |
現代の経済 |
経済とは何かを説明できる。現代社会における経済体制(資本主義と社会主義)の違いを説明できる。
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11週 |
現代の経済 |
企業・株式・金融市場・財政や景気の変動について、経済用語を説明できる。
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12週 |
現代の経済 |
第二次大戦後の日本経済の変化について説明できる。
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13週 |
現代の経済 |
第二次大戦後の世界経済の変化について説明できる。
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14週 |
これからの日本 |
雇用問題、消費者保護、社会保障について、現代の日本が抱える問題を説明できる。また、これらの問題にどのように対処していくか、自己の見解を主張できる。
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15週 |
定期試験 |
第2学期の内容について試験を行う。
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16週 |
定期試験返却・解説 |
試験を返却し、解説を行う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 発表 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 5 | 5 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 5 | 5 | 10 | 0 | 90 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |