資格英語演習

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 資格英語演習
科目番号 0045 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『Step-by-Step Prep for the TOEIC TEST』(鈴木,他)アルク、『新TOEICテストスーパー英単語』(R. ヒルキ, 他)アルク
担当教員 道本 祐子

到達目標

TOEICテストの出題形式や出題傾向を意識した練習問題を解き、350点突破に向けた実践力を養うことを目的とする。また、全般的な英語力の基礎となる語彙力と文法力の強化を通して、読解力を高める行う。

(1)文法、構文の知識を身に付け、英語の基本的な仕組みを理解することができる
(2)TOEICの(出題テーマ別に)重要単語を確認し、発音して、読み書きができる
(3)多様なテーマの英文を毎分100語程度の速度で読解することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1TOEICリスニングセクションにおいて200点以上取得できる。TOEICリスニングセクションにおいて180点以上取得できる。TOEICリスニングセクションにおいて150点取得できる。TOEICリスニングセクションにおいて150点取得できない。
評価項目2TOEICリーディングセクションにおいて150点以上取得できる。TOEICリーディングセクションにおいて130点以上取得できる。TOEICリーディングセクションにおいて110点取得できる。TOEICリーディングセクションにおいて110点取得できない。
評価項目3設定された時間内に定められた問題量を100%こなすことができる。設定された時間内に定められた問題量を80%程度こなすことができる。設定された時間内に定められた問題量を60%程度こなすことができる。設定された時間内に定められた問題量を60%程度こなすことができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (f) 説明 閉じる
教育目標 (G)② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
資格試験に向けた演習を通して、これまでに学んだ英表現や文法の知識を深めます。
英語の学習は日々の積み重ねです。決められた課題をこなすだけではなく、映画や音楽などを使って、楽しみながら英語に触れる時間も増やしましょう。
授業の進め方・方法:
・毎回授業の最初に単語テストを行う。テストの範囲、進め方等は、初回授業で説明をするので、準備をして真剣に取り組むこと。
・成績の評価の配分は、前期、後期共に、試験50%、授業中の質疑、小テスト等の課題発表が30%、その他20%(その他)とする。
・その他については、前期はTOEIC単語の小テスト、後期はTOEIC公式スコアを評価対象とするので公開試験を積極的に受験すること。
注意点:
・必ず英和辞典を携帯し、わからない語句はすぐに調べること(基本的に、テキストに出てくる単語はすべてわかっているという前提で授業を進める)。
・『TOEICテスト新公式問題集』(国際ビジネスコミュニケーション協会)Vol.1~4を用いた自学自習を推奨する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
はじめに
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。
2週 TOEIC形式ミニテスト
3週 Unit 1 ・日本語と英語の違いを理解し、基本的な語彙を聞き取ることができる
4週 Unit 2 ・「動詞の形」に着目し、「行為を表す文」を正しく聞き取り、読み取ることができる
5週 Unit 3 ・可算名詞・不可算名詞の文法規則を理解し、それらをふくむ文を聞き取り、読み取ることができる
6週 Unit 4 ・「主語+動詞+副詞」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
7週 Unit 5 ・「主語+動詞+目的語」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
8週 小テスト・演習
2ndQ
9週 Unit 6 ・自動詞と他動詞を含む文の構造を理解し、「行われていること」の把握ができる
10週 Unit 7 ・「主語+動詞+目的語+副詞」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
11週 Unit 8 ・「主語+動詞+目的語+目的語」①の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
12週 Unit 9 ・「主語+動詞+目的語+目的語」②の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
13週 Unit 10 ・「主語+動詞+補語」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
14週 演習(2) ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
15週 期末試験 ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
16週 答案返却・解答解説 ・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる
後期
3rdQ
1週 小テストおよび演習(3) ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
2週 Unit 11 ・「主語+動詞+目的語+補語(名詞)」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
3週 Unit 12 ・「主語+動詞+目的語+補語(形容詞)」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
4週 Unit 13 ・「主語+動詞+to 不定詞/動名詞」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
5週 Unit 14 ・「主語+動詞+that節/疑問詞節」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
6週 Unit 15 ・「目的・理由」を表す文を理解し、疑問詞を伴わない疑問文についても適切な解答をすることができる
7週 演習(4) ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
8週 Unit 15 ・「目的・理由」を表す文を理解し、疑問詞を伴わない疑問文についても適切な解答をすることができる
4thQ
9週 Unit 16 ・疑問文(Yes/No)の語順を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
10週 Unit 17 ・疑問文(疑問詞)の語順を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
11週 Unit 18 ・前置詞句、副詞句を含む文の構造を理解し、細部の聞き取りと読み取りができる
12週 Unit 19 ・関係代名詞節文の構造を理解し、細部の聞き取りと読み取りができる
13週 Unit 20 ・関係副詞節文の構造を理解し、細部の聞き取りと読み取りができる
14週 演習(5) ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
15週 期末試験
16週 答案返却・解答解説
授業改善アンケートの実施

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。5
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。4
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験課題発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503000020100
基礎的能力30300002080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000