ドイツ語

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ドイツ語
科目番号 0048 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ideal 例文で学ぶドイツ語文法 秋葉他著 (朝日出版社)
担当教員 後川 知美,高橋 正和

到達目標

1.ドイツ語文法の基礎を理解する。
2.ドイツ語を読み、書き、聞き、話すための基本スキルを習得する。
3.ドイツ語の学習を通して、豊かなドイツの文化に親しむ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1文法の基礎項目をすべて理解できる。冠詞、名詞、動詞、助動詞、副文の基本が理解できる。基本事項が60%程度理解できる。 基本事項が理解できていない。
評価項目2読む・書く、聞く・話すの基本的スキルを身につけ、応用できる。読み書き、会話の基本文例が身につく。読み書き、会話の基本が60%程度身についている。 読み書き、会話の基本が身についていない。
評価項目3グリム童話やドイツ紹介(歴史、文化、時事など)のドイツ語情報が理解できる。ドイツに関する様々な情報にドイツ語を通じて親しむことができる。ドイツ語で書かれた情報を60%程度理解できる。 ドイツ語で書かれた情報について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (f) 説明 閉じる
教育目標 (G)② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ドイツは、科学技術や哲学思想だけでなく、音楽、文学などでも豊かな文化を作り出してきました。ドイツ語を知ることで、その文化にじかに触れることができます。観光地やサッカーも大人気で旅行先にも最適ですが、EU諸国最強の経済力を有し、日本との関係も深いです。英語の知識を使えば、ドイツ語はその母親のようなものですから、1年間の授業でそのアウトラインまで理解できるようになります。ドイツ語検定4級も視野に入れて、ドイツ語の基礎をしっかり学んで、広くて深いドイツの世界を楽しみましょう。
授業の進め方・方法:
1年間でテキストの主要項目をほぼすべて学習します。英語文法との比較を通して、効率よく文法の基礎事項を説明ていきます。まずは読むことに努め、音読、講読、例題、練習問題を着実に行います。
注意点:
辞書は必ず持参してください。試験でも使用します。復習は語学の王道です。ドイツ語になれるよう、付属ののCDなども活用し、 耳を鍛えましょう。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス説明、アルファベート、発音の規則 発音の規則を理解し、単語を読めるようになる。
2週 母音、変母音、特殊な子音の読み いろんな文章がスムーズに読める。
3週 人称詞、動詞変化 現在人称変化を覚え、運用できる。
4週 不規則動詞 3つの変化パターンを理解し、応用できる。
5週 命令文 命令文を使える。
6週 名詞 性・数・格の3要素を理解する。
7週 冠詞 冠詞のシステム、複数形の作り方を覚える。
8週 前期中間試験 テキスト4課までの内容を理解する。
2ndQ
9週 人称代名詞、冠詞類(1) 3・4格形の代名詞、冠詞類を覚え、運用できる。
10週 冠詞類(2) 不定、否定冠詞を理解し、変化できるようにする。
11週 分離・非分離動詞 複合動詞の基本を理解し、それを使って表現できる。
12週 非人称動詞、不定代名詞 ドイツ語特有の熟語表現を理解できる。
13週 接続詞 副文の構造を理解し、実際に作文できる。
14週 前置詞(1) 3格及び4格支配のグループを通して格支配の仕組みを理解する。
15週 前期末試験 テキスト5課~7課までの内容を理解する。
16週 テスト返却 テストの解答、質問
後期
3rdQ
1週 前置詞(2)、疑問詞 3・4格支配の9個を覚え、使えるようになる。疑問文が書ける。
2週 助動詞 助動詞構文を理解し、そのいろんな表現になれる。
3週 形容詞(1) 2つの変化パターンの仕組みを理解する。
4週 形容詞(2) 正確に運用できるまで、習熟に努める。
5週 比較級と最上級 比較の基本表現を理解する。
6週 動詞の3基本形 過去、過去分詞の作り方を覚える。
7週 過去 グリム童話を用いて過去表現に親しむ。
8週 後期中間試験 8課~12課までの内容を理解する。
4thQ
9週 完了形 重要な完了表現を理解する。
10週 zu不定詞 英語のto不定詞とほぼ同じこの表現を身につける。
11週 受動 受動文を作ってみる。
12週 読解能力 ドイツ語情報を読み解く練習によって、運用能力を確かなものにする。
13週 関係代名詞(1) その基本の仕組みを理解する。
14週 関係代名詞(2) 他の表現もあわせて理解し、使えるようにする。
15週 学年末試験 13課~17課までの内容を理解する。
16週 テスト返却 テストの解答、質問。講義全体のまとめ。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000