| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目
安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 右記に加えて、sc、bcc、fcc、hcp の秘密度を計算できる。元素・合金例を挙げ、転位とせん断ひずみの関係を表し、シュミット因子を図解できる。
| 右記の加えて、sc、bcc、fcc、hcpについてミラー指数を求めることができる。代表的な点(3個)、線(1個)および面欠陥(4個)を図示できる。 | sc、bcc、fcc、hcpの基本格子を図示できる。完全結晶のすべり抵抗を剛性率を用いて導きだせる。 | sc、bcc、fcc、hcp の基本格子を図示できない。完全結晶のすべり抵抗を剛性率を用いて導きだせない。 |
評価項目2 | 右記に加えて、転位の応力場、転位のエネルギー、転位に作用する力、転位の増殖、転位の上昇、転位の交切と集積について計算と図解ができる。 | 右記に加えて、すべり面とすべり方向はどういう面と方向か理由も含め図解できる。部分転位、拡張転位、積層欠陥、交差すべり、不動転位について図解できる。 | 転位とは何かまたその役割を原子オーダーの絵を描き、図示できる。 | 転位とは何かまたその役割を原子オーダーの絵を描き、図示できない。 |
評価項目3 | 右記に加えて、
最大荷重点におけるひずみはひずみ硬化指数に等しくなることを考えることができる。 | 右記に加えて、
析出硬化、マルテンサイト強化、ひずみ硬化について転位論的に考えることができる。 | 強化に寄与する結晶粒界、溶質原子の役割、降伏現象、ひずみ時効を転位論的に考えることができる。 | 強化に寄与する結晶粒界、溶質原子の役割、降伏現象、ひずみ時効を転位論的に考えることができない。 |