到達目標
工業英語では,科学・技術における基本的な英語表現力と機械工学分野に必要な専門英語に関する文章の読解力を養うことを目的としている.また数学や物理,工学に関連する英語の文章読解を行うことで,現在までに学んできた専門知識の英語による表現方法を身につけることができるようにする.
①教材で取り扱う工学的な英単語に対応できる.
②教材で取り扱う工学的な内容において使用される英文法に対応できる.
③教材で取り扱う工学的な文章の文脈を把握できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 教材で取り扱う工学的な英単語を理解し,取り扱う文章で的確な意味を把握できる. | 教材で取り扱う工学的な英単語に対応できる. | 基本的な英単語を理解できる. | 基本的な英単語を理解できない. |
評価項目2 | 教材で取り扱う工学的な内容において使用される英文法について対応し,その用法が説明できる. | 教材で取り扱う工学的な内容において使用される英文法に対応できる. | 基本的な英文法を理解できる. | 基本的な英文法を理解できない. |
評価項目3 | 教材で取り扱う工学的な文章の文脈を把握しその内容を説明できる. | 教材で取り扱う工学的な文章の文脈を把握できる. | 基本的な文章の文脈が把握できる. | 基本的な文章の文脈が把握できない. |
学科の到達目標項目との関係
JABEE (e)
説明
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教育目標 (G)
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教育方法等
概要:
工業英語をで行う授業の内容は,これまでに学習した数学や物理の原理や公式の説明を英語を用いた場合どのように表現されるかを最初に勉強する.その後に計測機器や工学的な内容についてのテーマを取り上げ,専門的な英単語が含まれた場合の文章表現について勉強する.
授業の進め方・方法:
第2学期に実施します.
授業では計画に沿って内容を説明して行きます.授業の節目には自学・自習レポートを課します.
また工業英検4級を受験するために必要な知識を身につけるための演習を同時に行うので,一般英語と工業英語の違いについてしっかりと勉強してください.
注意点:
工業英語を学修するに当たっては,4年次までに習得した英語の文法や表現方法の知識を用いることが必須となるので,受講前にはよく復習しておくこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
三角関数について |
三角関数に関する英文プリント資料を音読・和訳し基礎数学の英語表現について理解できる.
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2週 |
ベクトルとスカラについて |
ベクトルとスカラに関する英文プリント資料を音読・和訳し基礎数学の英語表現について理解できる.
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3週 |
速さと速度について |
速さと速度に関する英文プリント資料を音読・和訳し基礎物理の英語表現について理解できる.
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4週 |
有効数字について |
有効数字に関する英文プリント資料を音読・和訳し工学基礎の英語表現について理解できる.
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5週 |
マイクロメータについて |
マイクロメータに関する英文プリント資料を音読・和訳し工学基礎の英語表現について理解できる.
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6週 |
インターネットについて |
インターネットに関する英文プリント資料を音読・和訳し科学基礎の英語表現について理解できる.
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7週 |
CADについて |
CADに関する英文プリント資料を音読・和訳し工学応用の英語表現について理解できる.
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8週 |
定期試験 |
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4thQ |
9週 |
まとめ |
試験返却および解説を行う.
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 自学・自習 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 45 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 45 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |