情報処理言語Ⅱ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理言語Ⅱ
科目番号 0055 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 C言語(河西朝雄,ナツメ社)
担当教員 森﨑 哲也

到達目標

(1) 配列の概念を理解し,プログラムを作成できる。
(2) 手続き(関数)の概念を理解し,プログラムを作成できる。
(3) 標準ライブラリ関数を理解し,プログラムを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
到達目標(1)配列を用いた実践的な問題に対するプログラミングができる。配列を用いた簡単な問題に対するプログラミングができる。配列を用いたプログラムの動作を説明できる。配列を用いたプログラムの動作を説明できない。
到達目標(2)手続き(関数)を用いた実践的な問題に対するプログラミングができる。手続き(関数)を用いた簡単な問題に対するプログラミングができる。手続き(関数)を用いたプログラムの動作を説明できる。手続き(関数)を用いたプログラムの動作を説明できない。
到達目標(3)標準ライブラリ関数を用いた実践的な問題に対するプログラミングができる。標準ライブラリ関数を用いた簡単な問題に対するプログラミングができる。標準ライブラリ関数を用いたプログラムの動作を説明できる。標準ライブラリ関数を用いたプログラムの動作を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (C) 説明 閉じる
教育目標 (B)② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3学期開講
本講義は,C言語の(1) 配列,(2) 手続き(関数),(3) 標準ライブラリ関数の概念を理解し,課題に対するプログラムを設計・作成できることを目的とした,講義・演習を行う。
授業の進め方・方法:
データ解析,機器制御等を目指した基礎的なプログラミングができるよう,C言語の基礎の習得を目指した講義・演習を行う。自学自習で,課題のプログラムを作成することが求められる。
注意点:
プログラミング技術の習得には,プログラミング言語の文法を理解するだけではなく,課題を論理的に解決し,そのアルゴリズムを構築する能力を得ることが欠かせない。これは,講義内容を理解するだけではなく,自ら演習課題のプログラミングを行うことによって習得することができる。積極的に課題に取り組むことを希望する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 データの型,変数,演算子等について復習 定数と変数,演算子を用いたプログラムが作成できる。if文,while文,for分を用いたプログラムが作成できる。
2週 アドレスとポインタ アドレスとポインタをつかったプログラムを作成できる。
3週 関数 標準ライブラリ関数,ユーザ関数を用いたプログラムを作成できる。
4週 配列と文字列 配列を用いたプログラムを作成できる。文字列を用いたプログラムを作成できる。
5週 関数2 配列(文字列)とアドレスポインタの関係を用いたユーザ関数を作成できる.
6週 ファイル操作 ファイル操作に関するプログラムを作成できる。
7週 まとめ 配列(文字列),アドレスポインタ,ファイル操作を用いたデータ解析プログラムを作成できる。
8週 定期試験
4thQ
9週 試験返却 試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。3
定数と変数を説明できる。3
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。3
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。3
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。3
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。3
条件判断プログラムを作成できる。3
繰り返し処理プログラムを作成できる。3
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3
二次元配列を使ったプログラムを作成できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合10000000100
知識の基本的な理解500000050
思考・推論・創造への適用力500000050
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000