材料力学ⅡB

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 材料力学ⅡB
科目番号 0057 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「図解でわかるはじめての材料力学」 有光 隆著 (技術評論社)
担当教員 新田 悠二

到達目標

1. 物体に蓄えられるひずみエネルギを求めることができる.
2. 衝撃引張り応力を求めることができる.
3. カスチリアノの定理を理解し,説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1引張り・圧縮,曲げおよびねじりによる物体に蓄えられるひずみエネルギを求めることができ,設計へ応用できる.引張り・圧縮,曲げおよびねじりによる物体に蓄えられるひずみエネルギを求めることができる.引張り・圧縮による物体に蓄えられるひずみエネルギを求めることができる.引張り・圧縮による物体に蓄えられるひずみエネルギを求めることができない.
評価項目2衝撃引張,曲げおよびねじり応力を求めることができ,設計へ応用できる.衝撃引張,曲げおよびねじり応力を求めることができる.衝撃引張応力を求めることができる.衝撃引張応力を求めることができない.
評価項目3カスチリアノの定理を不静定はり問題に適用し,設計へ応用できる.カスチリアノの定理を用いてはりのたわみやたわみ角を求めることができる.カスチリアノの定理を理解し,説明できる.カスチリアノの定理を理解できず,説明できない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE (C) 説明 閉じる
教育目標 (E)④ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第2学期開講
材料力学ⅡBでは物体に蓄えられるひずみエネルギについて学んでいきます.材料力学Ⅰの内容も含まれているので適時復習を行うことが必要です,
授業の進め方・方法:
授業を行い,適宜課題やレポートを課していきます.
注意点:
本科目は学修単位となっています.授業中に理解できなかった箇所は復習等で補っていく必要があります.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ひずみエネルギについて
物体に蓄えられるひずみエネルギについて理解できる
2週 引張り・圧縮,ねじり,曲げによるひずみエネルギ
課題を課す
引張り・圧縮,ねじり,曲げによるひずみエネルギを求めることができる.
3週 衝撃応力について
課題を課す
衝撃引張り,曲げ,ねじりが物体に作用した場合の衝撃応力を求めることができる.
4週 カスチリアノの定理(1) カスチリアノの定理について理解できる.
5週 カスチリアノの定理(2)
課題を課す
カスチリアノの定理を用いてはりのたわみやたわみ角を求めることができる.
6週 カスチリアノの定理(3)
カスチリアノの定理を不静定はり問題に応用できる.
7週 カスチリアノの定理(4)
演習
カスチリアノの定理を不静定はり問題等の演習問題が理解できる.
8週 定期試験/試験返却
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学部材が引張や圧縮を受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。4
部材が曲げやねじりを受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。4
カスティリアノの定理を理解し、不静定はりの問題などに適用できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度課題レポート合計
総合評価割合600002020100
知識の基本的な理解40000101060
思考・推論・創造への適応力20000101040
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000