英語表現Ⅱ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語表現Ⅱ
科目番号 0071 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 My Way English Expression Ⅰ New Edition (三省堂)、My Way English Expression Ⅰ New Edition WORKBOOK、 (三省堂)
担当教員 池田 晶

到達目標

日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目をやさしく学び、練習を通して自分の考えを具体的に英語で表現する技能を身につける。
(1)日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を理解できる。
(2)重要な例文を暗唱できる。
(3)暗唱した例文を発展させて自発的に使ってみるという積極性を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を80%以上理解できる。日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を70%以上理解できる。日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を60%以上理解できる。日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を60%以上理解できない。
評価項目2重要な例文を80%以上暗唱できる。重要な例文を70%以上暗唱できる。重要な例文を60%以上暗唱できる。重要な例文を60%以上暗唱できない。
評価項目3暗唱した例文を発展させて積極的に使って正しい表現ができる。暗唱した例文を発展させて、多少の拙さはあっても、積極的に使おうとする。ヒントを与えれば暗唱した例文を発展させて、多少の拙さはあっても、積極的に使おうとする。ヒントを与えても、暗唱した例文を発展させて使うことが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講
英語表現では、文法をやさしく身に付け、それを実際に使ってみる、という授業を行います。その言葉が使われてない国で外国で言葉を学ぶときは、様々な自ら読む、聞く、書く、話す、という能力を養うことが難しいかもしれません。「総合英語」で読む力をつけ、「英文法」でその名の通り文法を詳しく身に付けます。「英語表現」では文法も学びますが、「実際に使ってみる」ということに重点が置かれます。積極的に授業に参加して、しっかりと表現を身に付けます。
授業の進め方・方法:
【授業態度について】 「教材を持ってこない」、「私語をする」、「携帯電話を使用する」、「居眠りをする」、「飲食する」、「出席したとしても全く授業に参加しない」、といった態度や、配布したプリント類を紛失した場合は、自分だけではなく、周りの学生に悪影響を及ぼすので、大幅な減点対象とします。本の辞書でも電子辞書でも構いませんので、辞書は必ず持参してください。

【勉強の仕方について】 予習と復習にはじっくりと取り組んでください。予習の段階で英文に目を通して分らない単語や難しそうな英文に見当をつけておいて授業で確認する、という方法を身につけると効率が良いと思います。外国語の学習は自分から学ぶ、という姿勢を身につけることが大切ですので、分からないことがあったら、授業中でも授業以外でも、気軽に質問してください。
注意点:
授業に積極的に参加して予習・復習の習慣を身に付けてください。高専での勉強は、「習ったことだけ」をすればよいのではなく、更にそれを自学自習によって自ら深めることが求められます。そのような立場で試験問題も作成されますので、自ら学ぶ、ということを今まで以上に意識するようにしてください。難しいことや新しいことに直面することも多いと思いますが、外国語として英語に取り組んでいる教員の私も、そのあたりは学生の皆さんと同じです。実は外国語の勉強は授業に加えて家庭学習をどれだけ頑張れるかということにかかっています。英語は、学生と教員が、それぞれの立場で新しいことに出会って取り組んで、一緒に成長することが出来るという魅力的な科目だと思います。皆さんからの質問は、私自身が教員として、皆さんにどのように答えたらよいのかということを考える良いきっかけになりますので大歓迎です。一緒に学んでいきましょう!

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
Lesson10の復習
シラバスから、学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。
不定詞の名詞的用法について復習できる。
2週 Lesson11
不定詞
不定詞の副詞的用法、形容詞的用法について理解し、「~するために… する」「~するための…」などと表現できる。
3週 Lesson12
動名詞
動名詞について理解し、「~すること」などと表現できる。
4週 Lesson13
分詞
形容詞の働きをする現在分詞・過去分詞について理解し、「~している人/もの」「~された人/もの」などと表現できる。
5週 Lesson14
分詞
補語として使われる分詞、分詞構文について理解し、「ずっと~している」「~しながら…する」などと表現できる。
6週 Lesson15
知覚動詞/使役動詞
知覚動詞、使役動詞について理解し、「…が~するのを見た」「…に~させる」などと表現できる。
7週 Review Exercises3 Lesson11~15のまとめの問題演習をし、理解を深めることができる。
8週 小テスト
まとめ
Lesson16までの理解度を確認できる。
4thQ
9週 Lesson16
比較
比較級、最上級について理解し、「~より…」「いちばん…だ」などと表現できる。
10週 Lesson17
比較
as…as~を用いた比較、最上級の意味を表す表現について理解し、「~と同じくらい…だ」「~よりも…なものはない」などと表現できる。
11週 Lesson18
関係代名詞
主格と目的格の関係代名詞について理解し、「~が…したもの」などと、人や物に説明を付け加えることが出来る。
12週 Lesson19
関係代名詞
whose,what,thatなどの関係代名詞について理解し、「~のものである…」「~であるもの」などと表現できる。
13週 Lesson20
関係副詞
関係副詞について理解し、「~である場所」「~であるとき」などと、場所や時、方法などを説明できる。
14週 Review Exercises4 Lesson16~20のまとめの問題演習をし、理解を深めることができる。
15週 期末試験
16週 試験返却・解答解説
まとめ
授業改善アンケートの実施
試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験発表態度小テスト提出物合計
総合評価割合60101010100100
知識の基本的な理解5000100060
思考・推論・創造への100000010
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)01010010030
総合的な学習経験と0000000