化学ⅡB

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 化学ⅡB
科目番号 0085 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新編化学基礎、新編化学(東京書籍)/ダイナミックワイド図説化学、ニューグローバル化学基礎+化学(東京書籍)
担当教員 中村 成芳

到達目標

①気体の性質を説明できる
②化学実験を適切に行うことができる                 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1物質の構造、物質量、酸と塩基、酸還元反応、気体の性質についての複雑な計算や化学反応式を組み立てることができる。物質の構造、物質量、酸と塩基、酸還元反応、気体の性質について説明でき、基本的な計算や化学反応式を組み立てることができる。物質の構造、物質量、酸と塩基、酸還元反応、気体の性質について基本的な内容を説明できる。物質の構造、物質量、酸と塩基、酸還元反応、気体の性質について基本的な内容を説明できない。
評価項目2適切に実験を行うことがでる。実験結果を考察することができる。実験データを適切にレポートにまとめることができる。適切に実験を行うことがでる。実験データを適切にレポートにまとめることができる。指導書を見ながら実験を行うことができる。実験データからレポートを作成できる。指導書を見ながら実験を行うことができない。実験データからレポートを作成できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
化学IIAの続きとしてこれまでの内容の演習を行う。これまでの学習内容にそった実験を行う(第3学期開講)
授業の進め方・方法:
シラバスの計画に沿って教科書の内容を中心に説明を行う。グループでの演習、小テスト、課題レポートなども行う。
注意点:
電卓を使用する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 2Qの復習テスト
2週 演習 理想気体と実在気体の定義が理解できる
3週 演習 物質の構造に関する演習
4週 演習 mol換算に関する演習
5週 実験:溶液と濃度
溶液と濃度に関係する実験を行うことができる
6週 実験:化学反応と量的関係 化学反応と量的関係する実験を行うことができる
7週 演習 化学反応に関する演習
8週 演習 酸塩基に関する演習
4thQ
9週 演習 酸塩基に関する演習
10週 実験:中和滴定① 中和滴定に関係する実験を行うことができる
11週 実験:中和滴定② 中和滴定に関係する実験を行うことができる
12週 演習 復習演習
13週 演習 気体の性質に関する演習
14週 演習 復習演習
15週 定期試験
16週 定期試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学実験化学実験実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。3
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。3
測定と測定値の取り扱いができる。3
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。3
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。3
ガラス器具の取り扱いができる。3
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。3
試薬の調製ができる。3
代表的な気体発生の実験ができる。3
代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。3

評価割合

定期試験小テスト、課題レポートなど合計
総合評価割合3070100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】305080
思考・推論・創造への適用力 【適用、分析レベル】000
汎用的技能 【  】01010
態度・志向性(人間力) 【  】01010
総合的な学習経験と創造的思考力 【  】000