応用物理ⅡB

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 応用物理ⅡB
科目番号 0089 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『振動・波動』 講義ノート 岡田 静雄 ほか (共立出版)、1~3年の物理の教科書
担当教員 木村 大自

到達目標

1 振動や波動に関する語句や法則について理解し、解説することができる。
2 演習問題を解くことができる。
3 物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1振動や波動に関する語句や法則について理解し、具体例を挙げて解説することができる。振動や波動に関する語句や法則について理解し、解説することができる。振動や波動に関する語句や法則について、大まかな説明をすることができる。波動に関する語句や法則について、ほとんど説明することができない。
評価項目2複雑な問題を理解し、解くことができる。標準的なな問題を理解し、解くことができる。易しい問題を理解し、解くことができる。易しい問題を理解し、解くことができない。
評価項目3物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高め、他の学生に良い影響を与えることができる。 物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高めることができる。 物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度をやや高めることができる。 物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
減衰振動や強制振動、様々な波について詳しく学びます。
授業の進め方・方法:
シラバスの授業計画を目安に、テキストの内容等を説明していきます。授業中に演習問題を解いてもらいます。
注意点:
演習問題は、答えが分かっていても手を動かして解いてみてください。自分で解くことで、いろいろ分かってきます。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、振動と波動 ガイダンス、振動と波動の概要が理解できる。
2週 単振動 単振動が理解できる。
3週 減衰振動(前半) 減衰振動(前半)が理解できる。
4週 減衰振動(後半) 減衰振動(後半)が理解できる。
5週 強制振動(前半) 強制振動(前半)が理解できる。
6週 強制振動(後半) 強制振動(後半)が理解できる。
7週 中間試験 中間試験の8割以上を解くことができる。
8週 中間試験の返却と解説 中間試験で間違えた箇所を理解することができる。
2ndQ
9週 単振動の合成と一般の周期運動 単振動の合成と一般の周期運動が理解できる。
10週 波動とその表現 波動とその表現が理解できる。
11週 波動方程式 波動方程式が理解できる。
12週 反射と屈折 反射と屈折が理解できる。
13週 波のエネルギー伝播 波のエネルギー伝播が理解できる。
14週 干渉と屈折 干渉と屈折が理解できる。
15週 定期試験 定期試験の8割以上を解くことができる。
16週 定期試験の返却と解説 定期試験で間違えた箇所を理解することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理波動ホイヘンスの原理について説明できる。3
波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。3
自然光と偏光の違いについて説明できる。3
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。3
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。3

評価割合

中間試験定期試験課題、小テスト、解答能力、授業態度合計
総合評価割合404020100
知識の基本的な理解3232872
思考・推論・創造性88218
態度・志向性(人間力)001010