情報処理言語Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 情報処理言語Ⅰ
科目番号 0114 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 森﨑 哲也

到達目標

(1) データ型の概念を理解し,プログラムを作成できる。
(2) 演算子の概念を理解し,プログラムを作成できる。
(3) 条件分岐,繰返し処理を理解し,プログラムを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1データ型を理解し,正確に使い分けることができる。データ型を理解し,例を参考に使い分けることができる。データ型を理解している.データ型を理解していない
評価項目2演算子を理解し、正確に記述できる。演算子を理解し、例を参考に記述できる。演算子を理解している演算子を理解していない
評価項目3条件分岐,繰返し処理を理解し、正確に記述できる。条件分岐,繰返し処理を理解し、例を参考に記述できる。条件分岐,繰返し処理を理解している条件分岐,繰返し処理を理解していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講
本講義は,C言語の(1) データ型,(2) 演算子,(3) 制御構造の概念を理解し,課題に対するプログラムを設計・作成できることを目的とした,講義・演習を行う。
授業の進め方・方法:
基礎的なプログラミングができるよう,C言語の基礎の習得を目指した講義・演習を行う。自学自習で,課題のプログラムを作成することが求められる。
注意点:
プログラミング技術の習得には,プログラミング言語の文法を理解するだけではなく,課題を論理的に解決し,そのアルゴリズムを構築する能力を得ることが欠かせない。これは,講義内容を理解するだけではなく,自ら演習課題のプログラミングを行うことによって習得することができる。積極的に課題に取り組むことを希望する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 プログラムの作成手順 プログラムを実行するための手順を説明できる.
2週 変数.整数型.代入演算子.書式指定子 変数を説明できる.整数型を説明できる.代入演算子を説明できる.整数型を出力するプログラムを作成できる.
3週 浮動小数点型の出力.キャスト.算術演算子 浮動小数点型を説明できる.キャストしたときの値について説明できる.算術演算子の種類と優先順位がわかる。浮動小数点型を出力するプログラムを作成できる.
4週 文字型と文字列.文字・文字列の出力 文字型と文字列を説明できる.文字型と文字列を出力するプログラムを作成できる.
5週 整数型,浮動小数点型,文字型,文字列の入力 整数型,浮動小数点型,文字型,文字列を入力するプログラムを作成できる.
6週 条件・分岐処理(比較演算子) 条件判断プログラムを作成できる。
7週 繰返し処理(while文) while文を用いた繰返し処理をするプログラムを作成できる.
8週 繰返し処理(for文) for文を用いた繰返し処理をするプログラムを作成できる.
4thQ
9週 break 論理演算子 論理演算子を使ったプログラムが作成できる.演算子の種類と優先順位がわかる.
10週 配列と文字列 配列を用いたプログラムを作成できる。文字列を用いたプログラムを作成できる。
11週 アルゴリズム これまでの学習内容を用いてアルゴリズムを構築しプログラムを作成できる.
12週 アルゴリズム2 これまでの学習内容を用いてアルゴリズムを構築しプログラムを作成できる.
13週 試験 これまでの学習内容を理解し、説明できる。
14週 答案返却 試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解し,説明できる.
15週 試験、答案返却 これまでの学習内容をより深く理解し、適切に説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
知識の基本的な理解500000050
思考・推論・創造への適用力500000050
思考・推論・創造への適用力【適用、分析レベル】0000000
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000