英語演習ⅠB-1

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語演習ⅠB-1
科目番号 0126 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『Step-by-Step Prep for the TOEIC TEST』(鈴木,他)アルク、『Let's Learn English with Pop Hits!』(角山、他)成美堂
担当教員 道本 祐子

到達目標

TOEICの出題形式や出題傾向を意識した練習問題を解き、320点突破に向けた実践力を養うことを目的とする。また、英文読解力を高めるため、英語力の基礎となる語彙力と文法力の強化を行う。

(1)TOEICにおいて頻出の文法、構文の知識を身に付け、英語の基本的な仕組みを理解することができる
(2)TOEICの(出題テーマ別に)重要単語を確認し、発音して、読み書きができる
(3)重要な単語の発音と聞き取りができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1TOEICリスニングセクションにおいて150点以上取得できる。TOEICリスニングセクションにおいて130点以上取得できる。TOEICリスニングセクションにおいて100点取得できる。TOEICリスニングセクションにおいて100点取得できない。
評価項目2TOEICリーディングセクションにおいて150点以上取得できる。TOEICリーディングセクションにおいて130点以上取得できる。TOEICリーディングセクションにおいて100点取得できる。TOEICリーディングセクションにおいて100点取得できない。
評価項目3設定された時間内に定められた問題量を100%こなすことができる。設定された時間内に定められた問題量を80%程度こなすことができる。設定された時間内に定められた問題量を60%程度こなすことができる。設定された時間内に定められた問題量を60%程度こなすことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
資格試験に向けた演習を通して、これまでに学んだ英表現や文法の知識を深めます。
英語の学習は日々の積み重ねです。決められた課題をこなすだけではなく、映画や音楽などを使って、楽しみながら英語に触れる時間も増やしましょう。
授業の進め方・方法:
・5月連休明けに単語テストを行う(期末試験にも同様の単語の問題を含む)。
・成績の評価の配分は、期末試験20%、課題発表(授業中の質疑)30%、授業態度(受講態度)30パーセント、その他として小テスト(前期)またはTOEIC(公式、またはIP)スコア(後期)を20%とする。
・上述のように、後期に行う同授業(演習IB)においては、10月に校内で実施する TOEIC(公式、またはIP)スコアが成績評価となるため、前期から公開試験を積極的に受験すること。
注意点:
・必ず英和辞典を携帯し、わからない語句はすぐに調べること(基本的に、テキストに出てくる単語はすべてわかっているという前提で授業を進める)。
・『TOEICテスト新公式問題集』(国際ビジネスコミュニケーション協会)Vol.1~5を用いた自学自習を推奨する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
はじめに
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。
2週 Unit 1 ・日本語と英語の違いを理解し、基本的な語彙を聞き取ることができる
3週 Unit 2 ・「動詞の形」に着目し、「行為を表す文」を正しく聞き取り、読み取ることができる
4週 Unit 3 ・可算名詞・不可算名詞の文法規則を理解し、それらをふくむ文を聞き取り、読み取ることができる
5週 Unit 4 ・「主語+動詞+副詞」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
6週 演習(1) ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
7週 Unit 5 ・「主語+動詞+目的語」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
8週 Unit 6 ・自動詞と他動詞を含む文の構造を理解し、「行われていること」の把握ができる
2ndQ
9週 Unit 7 ・「主語+動詞+目的語+副詞」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
10週 Unit 8 ・「主語+動詞+目的語+目的語」①の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
11週 小テスト&演習(2) ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
12週 Unit 9 ・「主語+動詞+目的語+目的語」②の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
13週 Unit 10 ・「主語+動詞+補語」の文構造を理解し、それらの文を聞き取り、読み取ることができる
14週 演習(3) ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
15週 期末試験 ・既習の語彙と学習項目を用いた英語演習活動により、自らの英語力を把握することができる
16週 答案返却・解答解説 ・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

オンライン小テスト(1)オンライン小テスト(2)課題発表態度合計
総合評価割合20203030100
基礎的能力20203030100
専門的能力00000
分野横断的能力00000