中国語Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 中国語Ⅰ
科目番号 0128 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 理系学生のための中国語Ⅰ 好文出版 ※中国語辞典は指定はしないが、あったほうが良い。
担当教員 畑村 学,野村 和代

到達目標

1.中国語をピンインと声調符号を使い、正しく読める。
2.コミュニケーションを取るのに必要な文法事項や語彙を習得している。
3.相手の問いを理解し、それに対して適切に答えを返せる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1中国語をピンインと声調符号を使い、8割以上読める。中国語をピンインと声調符号を使い、7割以上読める。中国語をピンインと声調符号を使い、6割台読める。中国語をピンインと声調符号を使い、6割読めない。
評価項目2コミュニケーションを取るのに必要な文法事項や語彙を8割以上習得している。コミュニケーションを取るのに必要な文法事項や語彙を7割以上習得している。コミュニケーションを取るのに必要な文法事項や語彙を6割台習得している。コミュニケーションを取るのに必要な文法事項や語彙を6割習得している。
評価項目3相手の問いを理解し、それに対して8割以上適切に答えを返せる。相手の問いを理解し、それに対して7割以上適切に答えを返せる。相手の問いを理解し、それに対して6割台適切に答えを返せる。相手の問いを理解し、それに対して答えを返すことが6割に満たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
難しそうというイメージもあるかと思うが、まずは中国語の1つ1つの音をマスターする事から始めるので心配せず、学び始めて欲しい。その後はテキストに沿って、コミュニケーションを取るのに必要な文法事項や語彙を学んでいく。
第2学期には台湾からの実習生が授業に参加するので、学んだ事をすぐに実践に活用できる利点がある。
授業の進め方・方法:
週に一度、授業時に教科書を開くだけでは新しい言葉を自分のものにはできない。せっかく学ぶからにはきちんとマスターして欲しいので、家庭学習を重視する。授業時にテキストで学んだ内容をすぐに練習するという形で進め、より多く、元気に口に出して発音し、より多くの問題をこなし、中国語の発想に慣れていってもらう。
なお、交流協定を結ぶ台湾国立聯合大学及び文藻外語大学から教育実習生を受け入れ、ネイティブの発音を学ぶとともに、会話練習を実践的に行う。
注意点:
殆どの学生にとって初めて学ぶ言葉になると思うが、使える中国語にするには初めが肝心。ただ、この作業は単純な発音のくり返しになるので、辛抱強く、元気に真剣に取り組まなければうまくならない。ここをクリアする事が第一歩なので、自分自身のやる気と根気が必要である。その後も地道に1つ1つの項目の積み重ねが重要で、一気に上手くなる事はないが、皆が思っている以上に、就職しても進学しても中国語を使う場面は多いし、コミュニケーション力を鍛える事は技術者としても社会人としても大切なことなので、頑張って欲しい。
教科書購入は必須。テキストやプリントなど授業時に必要なものを忘れたり、中国語以外のことをやっていると減点の対象になるので、集中して授業に臨むこと。
授業時にきちんとやっていれば問題ないレベルの出題で試験を実施するので再試はしない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概説:中国に関する基礎知識を学び、これからの学習に必要な語句を習得する。   自分が学ぶ中国語とはどういうものかを理解し、中国語を学ぶために必要な知識を習得する。
2週 発音編
第一課:四声・ピンイン・単母音
声調と単母音を正しく聞き取り、発音し、声調符号・ピンインを書くことができる。
3週 第一課:復習
第二課:子音        
単母音と子音を正しく聞き取り、発音し、声調符号・ピンインを書くことができる。
4週 第二課:子音・無気音と有気音 単母音と子音を正しく聞き取り、発音し、声調符号・ピンインを書くことができる。
5週 第一課:複母音 複母音と子音を正しく聞き取り、発音し、声調符号・ピンインを書くことができる。
6週 第二課:鼻母音 鼻母音を正しく聞き取り、発音し、声調符号・ピンインを書くことができる。
7週 第二課:鼻母音 復習
第三課:声調の変化・アル化・特別な“i”
中国語を発音するのに必要な約束事を習得する。
8週 定期試験・試験返却
2ndQ
9週 第一課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
10週 第二課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
11週 第二課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
12週 第三課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
13週 第三課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
14週 第四課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
15週 第四課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
16週 定期試験・試験返却
後期
3rdQ
1週 第五課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
2週 第六課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
3週 第六課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
4週 第七課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
5週 第七課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
6週 第八課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
7週 第八課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
8週 定期試験・試験返却             
4thQ
9週 第九課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
10週 中国のお正月について学ぶ 中国のお正月について学ぶことにより、日中の文化的な差異について理解する。
11週 第十課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
12週 第十課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
13週 第十一課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
14週 第十一課:ポイント・本文・単語・練習問題 当該の文法事項を理解し、新出単語を習得する。本文を発音できる。練習問題を解ける。
15週 復習 第九課~第十一課の内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験・試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000
分野横断的能力000