概要:
第4学期開講。
検定教科書を用いて、詩文の読み方に習熟することで、日本語と日本語の文章に対する感覚を養う。
授業では音読と訓点、口語訳に重点を置く。
詩文の背景の説明を詳しく行う。
授業の進め方・方法:
教科書本文の読解をし、内容理解の確認のために口頭試問を行う。
注意点:
教科書とノート、プリントを忘れずに持って来なければならない。そうしなければ、教科書本文から答えを探す問題や前回ノートやプリントに書いたことを答える問題ができずに、口頭試問点が減点になる。
漢文は非常に完成度の高い人工言語である。そして訓読漢文は日本人が血肉としてきたものである。訓読することで、省略されることの多い主語や目的語が分かり、品詞や時制が分かるようになる。
日本語は、いつ、どこで、だれが、といったことを曖昧なままで使うことができる言語である。そんな日本語にとって、訓読漢文は外してはならない芯なのである。訓読漢文に親しみ、読めるようになって、日本語の力を向上させて欲しい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 2 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 2 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |