電気工学序論B

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電気工学序論B
科目番号 21026 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 碇賀 厚,日髙 良和,春山 和男,成島 和男,岡本 昌幸,仙波 伸也,碇 智徳,濱田 俊之,三澤 秀明,池田 風花

到達目標

①関数電卓の基本操作を行うことができる。
②基礎的な電気部品を用いた電気・電子回路を扱うことができる。
③自分の役割を理解して、チームで仕事を行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1関数電卓の基本操作を行うことができる。他者の協力を得て、関数電卓の基本操作を行うことができる。関数電卓の基本操作を行うことができない。
評価項目2基礎的な電気部品を用いた電気・電子回路を扱うことができる。他者の協力を得て、基礎的な電気部品を用いた電気・電子回路を扱うことができる。基礎的な電気部品を用いた電気・電子回路を扱うことができない。
評価項目3自分の役割を理解して、チームで仕事を行うことができる。自分の役割を理解して、チームで仕事を行うことがおおよそできる。自分の役割を理解して、チームで仕事を行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気工学科全般にわたる紹介を行い、電気工学に対する興味を喚起するとともに、専門科目を学習するのに必要な基礎知識を解説して、将来的な専門教育への導入を行う。
授業の進め方・方法:
・この科目は、電気工学科で学ぶ電気工学の概要について学ぶため、授業を担当する教員が変わります。そのため、レポート提出は、その都度、担当教員の指示に従って、提出期日までに指定通りに提出して下さい。
・レポートの提出ができなかった場合は、その評価は0点となりますから注意して下さい。もし、病気等の正当な理由で欠席した場合は、欠席した授業の担当教員と相談して下さい。
・近郊の企業を対象として工場見学を実施しますが、実施時期は企業との調整によりますから、シラバスに示した時期と異なる場合があります。なお、見学では見学にふさわしい身だしなみで参加して下さい。
・個人で使用するためのテスタを製作するので、各自でキットを購入して頂きます。
注意点:
電気工学は分野が広い学問です。自分に合った、好きになれそうな分野が必ずあるはずです。自分の将来を考えながら、授業に臨んで下さい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 グループ学習:出前授業1 出前授業の企画制作を通して、グループで仕事する大切さを理解する。
2週 グループ学習:出前授業2 出前授業の企画制作を通して、グループで仕事する大切さを理解する。
3週 電卓の活用1 関数計算(べき乗、対数、三角関数)を行うことができる。
4週 電卓の活用2 計算技術検定試験3級の問題を解くことができる。
5週 テスタの製作1 テスタの作製を通して、電気部品の種類の確認とはんだ付けの方法を習得する。
6週 テスタの製作2 テスタの作製を通して、電気部品の種類の確認とはんだ付けの方法を習得する。
7週 テスタの製作3 テスタの使い方を習得する。
8週 テスタの製作4 テスタの使い方を習得する。
4thQ
9週 電気回路実習1 複数の抵抗を接続した場合の合成抵抗を測定し、計算値と比較することができる。
10週 電気回路実習2 複数の抵抗を接続した場合の合成抵抗を測定し、計算値と比較することができる。
11週 グループ学習:出前授業3 出前授業の企画制作を通して、グループで仕事する大切さを理解する。
12週 グループ学習:出前授業4 出前授業の企画制作を通して、グループで仕事する大切さを理解する。
13週 グループ学習:出前授業5 出前授業の企画制作を通して、グループで仕事する大切さを理解する。
14週 グループ学習:出前授業6 出前授業の企画制作を通して、グループで仕事する大切さを理解する。
15週 振り返り 振り返りとまとめを行う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
汎用的技能 【情報収集・活用・発信力】00
態度・志向性(人間力) 【責任感・自己管理力】00