英語表現ⅡB

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語表現ⅡB
科目番号 22019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 2
開設期 4th-Q 週時間数 4
教科書/教材 「Big Dipper Logic and English Expression Ⅰ+ ワークブック(数研出版)」,「新訂版 チャート式シリーズ DUALSCOPE High School English デュアルスコープ総合英語(数研出版)」「必修英単語LEAP(数研出版)」
担当教員 岡田 美鈴,池田 晶

到達目標

日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目をやさしく学び、練習を通して自分の考えを具体的に英語で表現する技能を身につける。
(1)日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を理解できる。
(2)重要な例文を暗唱できる。
(3)学んだ例文を発展させて自発的に使ってみるという積極性を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を80%以上理解できる。日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を70%以上理解できる。日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を60%以上理解できる。日々の生活を送るうえで物事を表現する際に使う重要な文法項目を60%以上理解できない。
評価項目2重要な単語を80%以上習得している。重要な単語を70%以上習得している。重要な単語を60%以上習得している。重要な単語を60%以上習得できていない。
評価項目3学んだ例文を発展させて積極的に使って正しい表現ができる。学んだ例文を発展させて、多少の拙さはあっても、積極的に使おうとする。ヒントを与えれば学んだ例文を発展させて、多少の拙さはあっても、積極的に使おうとする。ヒントを与えても、学んだ例文を発展させて使うことが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講
英語表現では、文法をやさしく身に付け、それを実際に使ってみる、という授業を行います。その言葉が使われてない国で外国で言葉を学ぶときは、様々な自ら読む、聞く、書く、話す、という能力を養うことが難しいかもしれません。「総合英語」で読む力をつけ、「英文法」でその名の通り文法を詳しく身に付けます。「英語表現」では文法も学びますが、「実際に使ってみる」ということに重点が置かれます。積極的に授業に参加して、しっかりと表現を身に付けます。
授業の進め方・方法:
【授業態度について】 「教材を持ってこない」、「私語をする」、「携帯電話を使用する」、「居眠りをする」、「飲食する」、「出席したとしても全く授業に参加しない」、といった態度や、配布したプリント類を紛失した場合は、自分だけではなく、周りの学生に悪影響を及ぼすので、大幅な減点対象とします。本の辞書でも電子辞書でも構いませんので、辞書は必ず持参してください。

【勉強の仕方について】 予習と復習にはじっくりと取り組んでください。予習の段階で英文に目を通して分らない単語や難しそうな英文に見当をつけておいて授業で確認する、という方法を身につけると効率が良いと思います。外国語の学習は自分から学ぶ、という姿勢を身につけることが大切ですので、分からないことがあったら、授業中でも授業以外でも、気軽に質問してください。
注意点:
授業に積極的に参加して予習・復習の習慣を身に付けてください。高専での勉強は、「習ったことだけ」をすればよいのではなく、更にそれを自学自習によって自ら深めることが求められます。そのような立場で試験問題も作成されますので、自ら学ぶ、ということを今まで以上に意識するようにしてください。難しいことや新しいことに直面することも多いと思いますが、外国語として英語に取り組んでいる教員の私も、そのあたりは学生の皆さんと同じです。実は外国語の勉強は授業に加えて家庭学習をどれだけ頑張れるかということにかかっています。英語は、学生と教員が、それぞれの立場で新しいことに出会って取り組んで、一緒に成長することが出来るという魅力的な科目だと思います。皆さんからの質問は、私自身が教員として、皆さんにどのように答えたらよいのかということを考える良いきっかけになりますので大歓迎です。一緒に学んでいきましょう!
※ 授業の進度等、様々な事情で、評価割合が変更になることがあります。その際は、皆さんに連絡します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 ・ガイダンス
・授業内容と評価割合は後日公開します
・School Life / School Subject
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解する。
・勧誘・提案、依頼表現を理解し、それらを使って簡単な文を作ることができる。
10週 ・Free Time / Feeling Well? ・確認・訂正、気配り、助言に関する表現を理解し、それらを使って簡単な文を作ることができる。
11週 ・ Housework / The Internet Is Fun ・義務・必要、期待・革新に関する表現を理解し、それらを使って簡単な文を作ることができる。
12週 ・I've Lost Your Book / Planning a Trip ・謝罪・計画予定に関する表現を理解し、それらを使って簡単な文を作ることができる。
13週 ・Experiences Abroad / Exchange Students ・感想を表す表現、程度や結果に関する表現を理解し、それらを使って簡単な文を作ることができる。
14週 ・ I Want to Be a ... / Cheer Up Your Friend
・復習
・願望・目的にに関する表現、同情・共感に関する表現を理解し、それらを使って簡単な文を作ることができる。
15週 期末テスト
16週 試験返却・解答解説
まとめ
試験解説により,間違った箇所を理解し、
4Qの学習事項のまとめを行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験単語テスト確認小テスト提出物授業態度合計
総合評価割合601510105100
基礎的能力601510105100