英語演習ⅠC

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語演習ⅠC
科目番号 25002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 1st-Q 週時間数 4
教科書/教材 Communicative English Grammar for Speaking and Writing(英宝社)
担当教員 石川 源一

到達目標

日常英語表現で用いられる英語の文法力と語彙力を養い、英語表現力および運用能力を高めることを目的とする。

(1)英語表現に用いられる文法項目や文構造を理解できる。
(2)英語表現に用いられる単語と熟語を発音し、書くことができる。
(3)既習の語彙と文法を用いて、まとまりのある英文を作り英語で表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語構文に添った定型英作文が出来る。英語構文に添った定型英作文を、3/4程度出来る。英語構文に添った定型英作文を作成出来ない。
評価項目2日常的に用いる英単語が活用できる。日常的に用いる英単語を3/4程度活用できる。日常的に用いる英単語が活用できない。
評価項目3ネイティブスピーカーが読む英文の意味内容が正しく理解できる。ネイティブスピーカーが読む英文の意味内容がほぼ理解できる。ネイティブスピーカーが読む英文の意味内容が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (G) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語で書かれた専門書を読み、自身の考えを英語で書き表す場合、根幹となるものは英文法です。
この授業では既習の英語力を基礎とし、長文を読み書きする力を養います。
授業の進め方・方法:
・テキストの内容に沿って授業を進めていきますが、変更する場合もあります。
・授業中に小テストを行いますが、学習したことを日常的に復習している事を前提とするため、事前の告知は行いません。
・達成度は期末試験、中間試験、小テスト、授業態度で評価します。
・授業中わからない単語がある場合その時に調べ、語彙を増やす事を推奨しますが、その際携帯電話の使用は許可しません。
注意点:
・テキストを忘れたままの受講、私語、携帯電話の不必要な利用、居眠りに関しては大幅な減点を行います。マナーを厳守してください。
・英語学習において最も効果的な方法は毎日英語に触れる事です。授業中に学習した英単語、英文法を毎日丁寧に復習してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
はじめに
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解する。
・既習の英文法の基礎を復習する。
2週 Lesson 1: 主語(1) 人間主語
Lesson 2: 主語(2) 無生物主語
・既習の英文法を復習し、英文を作成できる。
3週 Lesson 3: 時制
Lesson 4: 冠詞
・既習の英文法を復習し、英文を作成できる。
4週 Lesson 5: 名詞の加算性
Lesson 6: 名詞修飾
・既習の英文法を復習し、英文を作成できる。
5週 Lesson 7: 名詞構文
Lesson 8: 助動詞
・既習の英文法を復習し、英文を作成できる。
6週 Lesson 9: 不定詞・動名詞
Lesson 10: 否定
・既習の英文法を復習し、英文を作成できる。
7週 Lesson 11: 受動態
Lesson 12: 比較
・既習の英文法を復習し、英文を作成できる。
8週 期末試験
答案返却・解答解説
・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

発表小テスト期末試験レポート合計
総合評価割合1515502000100
基礎的能力151520100060
専門的能力0030100040
分野横断的能力0000000