ジェネリックスキルⅤ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ジェネリックスキルⅤ
科目番号 25003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 テーマに関連した資料を適宜配布
担当教員 仙波 伸也

到達目標

1. 技術者として活躍するために必要な能力を理解し、自身の強みと弱みを把握して、キャリア設計に活かすことができる。
2. SDGs及び企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割・責任を説明できる。
3. 視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限のレベルの目安(可) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目1技術者として活躍するために必要な能力を理解し、自身の強みの伸長と弱みの克服を計画してキャリア設計に活かすことができる。技術者として活躍するために必要な能力を理解し、自身の強みと弱みを把握して、キャリア設計に活かすことができる。技術者として活躍するために必要な能力を理解し、自身の強みと弱みを把握できる。技術者として活躍するために必要な能力を理解できない、自身の強みと弱みを把握できない。
評価項目2SDGs及び企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割・責任を詳しく説明できる。SDGs及び企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割・責任を説明できる。SDGs及び企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割・責任を少し説明できる。SDGs及び企業活動を理解できない、技術者に求められる能力及び役割・責任を説明できない。
評価項目3視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を詳しく説明できる。視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を説明できる。視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を少し説明できる。視野を広げて多様性に対する理解を深めることができない、継続した学びの重要性を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は現代の技術者が有するべきジェネリックスキル(汎用的能力)の修得を目指す最終段階に位置付けられます。卒業後に技術者として活躍するために必要な能力を企業人講話から学びます。また、専門分野に限定されることなく、自由に学問に取り組み、視野を広げ、成長し続ける大切さを学びます。これらの学びからグローバル社会に対応可能なエンジニアとして独り立ちできる素養を身につけることを目的とします。
授業の進め方・方法:
本講義のほとんどは動画配信による講義であり,レポートによる評価を行います。学習内容をまとめる能力と学びから得たことの実践が大切です。また、4年次に受験したPROGテストの結果を振り返り,自身のジェネリックスキルの伸長を目指します。
注意点:
Teamsを活用した授業になります。動画は必ず視聴してください。出席確認、課題提出について、自己管理を行ってください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス/ポートフォリオ 評価方法や授業内容等を理解できる。企業人として活躍するために自身に必要な能力を説明できる。
2週 SDGs SDGsの意義を理解し、その実現に対して行動を起こすことができる。
3週 リベラルアーツ(1) 視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を説明できる。
4週 リベラルアーツ(2) 視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を説明できる。
5週 企業人/研究者講話(1) 企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割を説明できる。
6週 企業人/研究者講話(2) 企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割を説明できる。
7週 企業人/研究者講話(3) 企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割を説明できる。
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 企業人/研究者講話(4) 企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割を説明できる。
2週 企業人/研究者講話(5) 企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割を説明できる。
3週 企業人/研究者講話(6) 企業活動を理解し、技術者に求められる能力及び役割を説明できる。
4週 リベラルアーツ(3) 視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を説明できる。
5週 リベラルアーツ(4) 視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を説明できる。
6週 リベラルアーツ(5) 視野を広げて多様性に対する理解を深めるとともに、継続した学びの重要性を説明できる。
7週 ポートフォリオ(自己評価) 自身のジェネリックスキルのレベルを把握して将来に向けた学習計画を立てることができる.
8週 まとめ 1年間で学んだ知識を整理するとともに,卒業後のキャリアを設計できる。
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3前2
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3前2
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前5,前6,前7,後1,後2,後3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前1,前3,前4,後4,後5,後6,後7
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前1,前3,前4,後4,後5,後6,後7

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
知識の基本的な理解000001010
思考・推論・創造への適応力0000000
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)000009090
総合的な学習経験と創造的思考力0000000