特別講義

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 特別講義
科目番号 25010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 担当教員が指示する
担当教員 德永 敦士,春山 和男,外部講師

到達目標

講義でカバーできない、先端技術や他分野のトピックス、また進路指導に関する講演をする。
①講演を聞いてまとめること
②各講演を聞き、知識を広めること
③企業活動を理解し、高専での学習と結びつきを知ることで倫理観や未来志向性を身につけること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限のレベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1講演の内容を明瞭に理解でき、要点を的確に見極められ、講演の全体像と要点をバランスよくまとめることができる。講演の内容を理解でき、要点を見極められ、講演の全体像と要点をバランスよくまとめることができる。講演を聞いた際、必要最小限度の一番大事な部分が理解でき、まとめることができる。講演を聞いても、話の内容が理解できず、まとめることができない。
評価項目2講演を聞いた際、講演内容に関して幅広く知識を得ることができ、さらに必要に応じて講演に関する内容を自主的に調べることができる。講演を聞いた際、講演内容に関して幅広く知識を得ることができる。講演を聞いた際、自分に興味がもてるところ、あるいは、自分にとってたった今現在、必要なことに関してのみ、知識を得ることができる。講演を聞いても、自分には関係ない話と思いこみ、知識を広げる意欲がきわめて乏しいか、全くない。
評価項目3講演を聞いた際、企業活動と高専での学修に関連があることに明瞭に気づき、企業での倫理観や未来について、はっきりとした自分の考えを築き始める。講演を聞いた際、企業活動と高専での学修に関連があることに明瞭に気づき、企業での倫理観や未来について考え始めることができる。講演を聞いた際、企業活動と高専での学修に関連があることに気づき、その関連についておぼろげながらも理解し始める。講演を聞いても、企業活動と高専での学習の結びつきが理解できず、または、理解しようともしない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3,4学期開講
ナノテクノロジー、ディジタル放送、パワーエレクトロニクスなど新しい研究、応用技術のトピックスや、企業の技術発展、知財や社会的責任などのかかわりなど、職業選択や進路指導に関わる講演を、大学、企業、卒業生に依頼して実施する。
授業の進め方・方法:
外部講師を招いた講演会を行います。卒業研究時間と調整して、まとめた時間で適宜実施します。実施する場合は、クラス掲示しますので、忘れずに出席してください。原則、欠席した講演の評価は0点となります。
本授業は、録画した外部講師による講演をオンデマンド配信する形態を含みます。
注意点:
日頃接することのない先生方の貴重なお話です。真剣に聴講しましょう。

感染症の状況により,やむを得ず全部又は一部を遠隔授業とする場合がある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 [過去の講義題目]
2週 ・求められる企業技術者像と今後の電機機器像
3週 ・知的財産制度
4週 ・エンジニアとしての人生設計
5週 ・電力システムに適用されるパワーエレクトロニクス技術
6週 ・社会人になるにあたっての心構え
7週 ・求められる技術者像
8週 ・CSR  corporate social responsibilityについて
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
専門的能力00
分野横断的能力00