到達目標
本科目の目的は、電気設備の単線接続図と複線接続図を理解することである。
本科目の到達目標は次のようである。①屋内配線が説明できる。 ②単線接続図を正しく描くことができる。 ③複線接続図を正しく描くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達なレベルの目安(不可) |
評価項目1 | 屋内配線の単線接続図から複線接続図を描くことができる。 | 屋内配線の単線接続図を描くことができる。 | 屋内配線が説明できる。 | 屋内配線が説明できない。 |
評価項目2 | 電気設備の単線接続図を描くことができる。 | 複線接続図から単線接続図を描くことができる。 | 単線接続図が説明できる。 | 単線接続図が説明できない。 |
評価項目3 | 電気設備の複線接続図を描くことができる。 | 単線接続図から複線接続図を描くことができる。 | 複線接続図が説明できる。 | 複線接続図が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
製図は、設計者である図面作成者の考えを製造などの図面使用者に確実に伝達できること、及び図面使用者が図面情報を正確に理解できることが大事である。
※実務との関係
本科目は、企業で生産設備の電気系設計開発を担当していた教員が、その経験を生かし、電気設備の単線接続図と複線接続図について講義形式及び実習形式で授業を行う。
また、学修単位科目であるため、事前・事後学習としてレポート(評価対象)を課す。
評価は、製図作品と事前・事後学習レポートによって行う。
授業の進め方・方法:
本科目は学修単位科目・1単位のため、授業は週1回の開講、全8回の実施であり、本シラバスに示したとおりの内容で授業を進める。
授業内容は次のようである。①屋内配線の説明と点滅回路の製図 ②電力機器の図記号の説明 ③電気設備の説明と単線接続図及び複線接続図の製図
授業方法は、標準的な教科書を使用した必要事項の説明と製図の実習による双方向型の方法とする。
注意点:
・本科目は、電気主任技術者資格取得(認定)に必要な科目(科目区分4)である。
・事前・事後学習レポートは評価対象である。
・シャープペンシルと定規は必ず持参し、用意できる場合はコンパスと円のテンプレートを持参すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
2ndQ |
9週 |
・授業の進め方 ・図面の分類について ・電気器具について |
・授業のスケジュールと評価方法を説明できる。 ・系統図、接続図、配線図が説明できる。 ・断路器や計器用変成器が説明できる。
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10週 |
・屋内配線について ・点滅器回路について |
・屋内配線用器具と図記号が説明できる。 ・点滅器回路の単線・複線接続図が説明できる。
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11週 |
・点滅器回路の単線接続図の製図 |
・点滅器回路の単線接続図を描くことができる。
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12週 |
・点滅器回路の複線接続図の製図 |
・点滅器回路の複線接続図を描くことができる。
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13週 |
・キュービクル式高圧受電設備について |
・自家用電気工作物のひとつであるキュービクル式高圧受電設備が説明できる。
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14週 |
・電気設備の単線結線図の製図 |
・キュービクル式高圧受電設備の単線接続図を描くことができる。
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15週 |
・電気設備の複線結線図の製図 |
・キュービクル式高圧受電設備の複線接続図を描くことができる。
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16週 |
・電気設備の図面作成のまとめ ・評価について |
・電気設備図面作成の基本を説明できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 製図作品 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
知識の基本的な理解【知識・記憶、理解レベル】 | 70 | 30 | 100 |
思考・推論・創造性【適用、分析レベル】 | 0 | 0 | 0 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的 思考力 | 0 | 0 | 0 |