リサーチワークショップⅡ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 リサーチワークショップⅡ
科目番号 25014 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 2nd-Q 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 日髙 良和,春山 和男,成島 和男,岡本 昌幸,仙波 伸也,碇 智徳,三澤 秀明,池田 風花,吉田 雅史

到達目標

低学年に提示するテーマのスケジュール管理・指導教材の作成ができる.
低学年で身につける知識や技術について理解し,指導することができる.
低学年の実験,レポート作成などのサポートを行い,自身の活動内容についてレポートにまとめることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)の目安標準的な到達レベル(良)の目安最低限の到達レベル(可)の目安未到達レベルの目安
評価項目1担当教員とテーマの目標や目的を設定できるとともに,達成に向けたスケジュールを自主的に構築し,指導教材の作成ができる. 担当教員とテーマの目標や目的を設定できるとともに,担当教員が主導的に達成に向けたスケジュールの構築や指導教材の作成ができる. 担当教員が与えたテーマの目標や目的を理解し,達成に向けたスケジュールの構築や指導教材の作成ができる. 担当教員とテーマの目標や目的を設定できず,達成に向けたスケジュールの構築や指導教材の作成ができない.
評価項目2低学年で身につけるべき知識や技術について調査し,明確に説明・指導ができる. 低学年で身につけるべき知識や技術について調査し,概ね説明・指導ができる. 低学年で身につけるべき知識や技術について調査し,説明・指導ができる. 低学年で身につけるべき知識や技術を説明・指導できない.
評価項目3低学年の実験,レポート作成などのサポートを自主的に行い,自身の活動内容をレポートにまとめることができる(報告できる). 低学年の実験,レポート作成などのサポートを 指示された上で行い,自身の活動内容をレポートにまとめることができる(報告できる). 低学年の活動について把握し,自身の活動内容をレポートにまとめることができる(報告できる). 低学年に対する指導などを行わず,自身の活動内容をレポートにまとめることができない(報告できない).

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2学期開講
各専門学科で行われる低学年のリサーチワークショップ IAで実施される課題・グループワークの指導・担当教員のサポートを行うことで,コミュニケーション能力や,チームで仕事するための能力を身につける.担当教員と実施内容について議論・決定し,ゴールに至る指導・教材について検討,スケジューリングを行うことで自主的な課題解決能力を養う.
授業の進め方・方法:
この科目では,低学年のリサーチワークショップ IAの内容について把握し,計画的に進めるために適切に指導することが求められる.そのため,事前(第1学期)に準備を行いグループでの学習を円滑に進めることが必要である.またレポートの指導などを行う場合は,添削・修正を行うために十分な知識や技術の理解が要求される.
注意点:
この科目では,学生が自主的に低学年を指導することが求められる.そのため,担当教員からの指示などに頼らず,担当教員と打ち合わせを行い,担当する役割を積極的に担うことが期待される.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 リサーチワークショップにより獲得すべき能力の紹介+出前授業の内容検討(提案)/マイコンArduinoの体験 リサーチワークショップにより獲得すべき能力と各テーマで取り組む内容を理解する。
10週 出前授業の内容検討(決定)/マイコン実験(ディジタル出力とLED) 各テーマの内容に従って、担当部分の議論がはかどるようにファシリテートし、その成果をまとめることができる。
11週 出前授業の内容検討(仕様書作成)/マイコン実験(ディジタル入力とスイッチ) 各テーマの内容に従って、担当部分の議論がはかどるようにファシリテートし、その成果をまとめることができる。
12週 出前授業の内容検討(授業設計)/マイコン実験(アナログ入力とCDS) 各テーマの内容に従って、担当部分の議論がはかどるようにファシリテートし、その成果をまとめることができる。
13週 出前授業の実験実習キットの製作/マイコン実験(アナログ出力と フルカラーLED) 各テーマの内容に従って、担当部分の議論がはかどるようにファシリテートし、その成果をまとめることができる。
14週 出前授業の発表資料の作成/マイコン実験(パルス信号と圧電スピーカ) 各テーマの内容に従って、担当部分の議論がはかどるようにファシリテートし、その成果をまとめることができる。
15週 出前授業の模擬授業/マイコン実験(グループ作品の提案) 模擬授業/作品提案会の運営方法を検討し、実施することができる。
16週 まとめ 学修事項のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表(運営)合計
総合評価割合8020100
基礎的能力40040
専門的能力40040
分野横断的能力(人間力)02020