到達目標
1)微分、積分の計算方法を修得する。
2)微分、積分の数学的、物理的意味を理解する。
3)複素数の計算方法を習得し、数学的、物理的意味を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 微分、積分の計算の応用問題ができる。
| 教材の例題や授業で行った問題について、微分、積分の計算ができる。
| 教材の例題や授業で行った問題について、かろうじて、微分、積分の計算ができる。
| 微分、積分の計算ができない。
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評価項目2 | 微分、積分の数学的意味の理解に加えて、物理的意味を理解し始める。
| 微分、積分の数学的、物理的意味を理解できる。
| 微分、積分の数学的、物理的意味を理解しはじめる。
| 微分、積分の数学的意味を理解できない。
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評価項目3 | 複素数の計算の応用問題ができる。加えて、数学的意味の理解に加えて、物理的意味を理解し始める。
| 教材の例題や授業で行った問題について、複素数の計算でき、数学的意味を理解できる。
| 教材の例題や授業で行った問題について、かろうじて、複素数の計算ができる。
| 複素数の計算方法を習得できない。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第1、第2学期に週に一回講義する。電気工学を学ぶための道具となる数学を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を進める。基礎項目を説明した後、例題を解く形式で進める。時折、宿題としてレポートを課す。本講義は、学生諸氏が経験する初めての本格的な専門科目である。時間も半期に限られているため、授業進度も早く、難しく感じるかもしれない。しかし、電磁気学や電気回路の履修するに当たっては、本科目の理解は必須である。このため、授業は、しっかり聞き、授業後は必ず復習を行い、完全に授業内容を理解すること。
内容は微分・積分、並びに複素数となる。
注意点:
微分、積分は、電磁気学で、複素数は、電気回路で必ず用いる数学上の道具である。
少なくとも、計算方法は、修得すること。計算ができないと、電気回路Ⅰ、電気磁気学Ⅰの学習に重大な支障をきたすことになる。
電気回路Ⅰ、電気磁気学Ⅰは、全ての専門科目の基礎となるので、電気数学で十分な学力をつけないと、専門科目が総崩れになる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
微分係数① |
平均の変化率、及び、極限値と瞬間の変化率について理解でき、極限値や瞬間の変化率についての計算ができる。
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2週 |
微分係数② |
微分係数とその意味について理解でき、微分係数の計算ができる。
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3週 |
導関数① |
導関数や微分の性質について理解でき、初歩的な関数の微分が計算できる。
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4週 |
小テスト |
これまでの学習項目についてのテストを行う。
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5週 |
小テスト返却 不定積分
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小テスト問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。原始関数と不定積分とは、どのようなものであるか、理解できる。
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6週 |
不定積分の性質
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不定積分の一般的性質とその計算方法について理解でき、不定積分の計算ができる。
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7週 |
定積分 |
定積分の意味、定積分と不定積分の関係について理解できる。
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8週 |
中間試験 |
中間試験を行う
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2ndQ |
9週 |
試験返却・解答解説 定積分の性質と求め方
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試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。定積分の一般的性質とその計算方法について理解でき、定積分の計算ができる。
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10週 |
複素数① |
複素数の概念が理解でき、直角座標表示におけるベクトルの和、差、積、商の計算ができる。
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11週 |
複素数② |
複素数の基礎事項、直角座標表示、極座標表示等について理解でき、直角座標表示、極座標表示間の変換ができる。さらに極座標表示におけるベクトルの和、差、積、商の計算ができる。
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12週 |
複素数③ |
jとベクトルの回転の関係が理解できる。共役複素数について理解できる。
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13週 |
導関数②
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合成関数及び陰関数の微分とその計算方法について理解でき、これらの計算ができる。
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14週 |
指数・対数関数の微分
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指数・対数関数の微分とその計算について理解でき、計算ができる。
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15週 |
まとめと総合演習 |
これまでのまとめをし、総合演習を行う
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16週 |
期末試験 |
期末試験を行う
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 5 | 0 | 15 | 100 |
知識の基本的な理解 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 70 |
思考・推論・創造への適用力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 25 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |