総合英語ⅠA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語ⅠA
科目番号 31018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『CREATIVE English Communication I 』、『CREATIVE I 予習・授業ノート 』、『CREATIVE I WORKBOOK』(第一学習社)、『Listening Laboratory Basic β』+ディクテーションノート、『必携 英単語 LEAP』、『LEAP 活用ノート 1 』、『EARTHRISE 総合英語』(数研出版)、『NEWSBREAKS BASIC 2023』(エミル出版)、英和辞書
担当教員 浅原 京子

到達目標

総合英語ⅠAに引き続き、英語運用の基礎となる知識や技能を習得し、自ら考え判断しながら、実際の英語によるコミュニケーションの場面で活用できる。
(1) 基礎的な語彙・文法・構文を含む英文を読んだり聞いたりしながら、概要を理解し、必要な情報を得て、その内容に関する質問に答えることができる。
(2) 学習した語彙・文法・構文を適切に運用し、教科書のテーマに沿った話題や身近な事柄について、自分の考えや判断、感想等を表現できる。
(3) アイコンタクトやアクセント、イントネーション、意味のまとまり等を意識して、相手に伝わるように発音・音読・応答できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1英文を読んだり聞いたりしながら概要を理解し情報を得て、内容に関する質問に80%以上答えられる。英文を読んだり聞いたりしながら概要を理解し情報を得て、内容に関する質問に70%以上答えられる。英文を読んだり聞いたりしながら概要を理解し情報を得て、内容に関する質問に60%以上答えられる。英文を読んだり聞いたりしながら概要を理解し情報を得て、内容に関する質問に60%以上答えることができない。
評価項目2既習の語彙や文法・構文を80%以上適切に運用し、自分の考えや感想を例や理由を挙げながら論理的に表現できる。既習の語彙や文法・構文を70%以上適切に運用し、自分の考えや感想を例や理由を交えて簡単な文章で表現できる。既習の語彙や文法・構文を60%以上適切に運用し、自分の考えや感想を短い文で表現できる。既習の語彙や文法・構文を60%以上適切に運用したり、自分の考えや感想を短い文で表現したりできない。
評価項目3アイコンタクトやイントネーション等を意識しながら、相手に伝わるように滑らかに音読・応答できる。アイコンタクトやイントネーション等を意識しながらゆっくりでも相手に伝わるように発音・音読・応答できる。アイコンタクトやイントネーション等を意識しつつたどたどしくても相手に伝わるよう音読・応答できる。アイコンタクトやイントネーション等を意識しながら相手に伝わるように音読・応答することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
世界の文化や環境、科学技術等に関する多彩な題材の英文を読んだり聞いたりしながら、内容について考え判断し、表現する力を伸ばすとともに、語彙・文法・構文の基本的な事項を学習します。日常的なコミュニケーションに必要となる基礎的な理解力・表現力を身につけるため、「読む」「聞く」「書く」「話す」のスキルをバランスよく伸ばす練習問題や課題に積極的に取り組みましょう。1年生では高校初級~中級以上(CEFRレベルA2以上)の基礎力習得を目指します。2学期末に受験したTOEIC Bridge課題テストの結果を基に、現在の英語の運用力を知り、今後の学習・生活・資格取得に活かしましょう。
授業の進め方・方法:
・基本的には教科書の内容に沿ってレッスンごとに進み、毎回「読む」「聞く」「書く」「話す」のスキルを伸ばす練習問題や課題を含みます。
・授業中の態度や発表、課題への取り組み状況を評価に含めます。
・達成度評価は期末試験45%、小テスト25%(リスニング小テスト10%、単語小テスト15%)、課題発表30%とします。ただし、実際の進度等によって変更する場合があります。
注意点:
・授業には毎回、予習・復習をして臨むこと。
・授業には教科書(『CREATIVE I』)、『予習・授業ノート』、板書用ノート、英和辞書等、指示された教材を持参し、活用すること。
・授業中の活動(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)には積極的に参加すること。
・小テストや課題提出等の予定・内容は別途指示する。計画的に取組み、発表・提出期限を守ること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 導入:授業の概要説明、発展演習 シラバスの内容を理解する。授業の概要と予定、自学自習内容を知る。学んだ表現を使って情報を伝えることができる。
2週 Lesson 4 Get Ready、Part 1 本文の内容、語彙・文法・表現を理解し、聞きとり、利用し、音読できる。内容に関する質問に答えることができる。学んだ表現を使って情報を伝えることができる。
3週 Lesson 4 Part 2 同上
4週 Lesson 4 Part 3
リスニング小テスト①(Unit 10-Unit 12)
同上
5週 Lesson 4 Part 4 同上
6週 Lesson 5 Get Ready、Part 1 同上
7週 Lesson 5 Part 2
リスニング小テスト②(Unit 13-Unit 15)
同上
8週 Lesson 5 Part 3 同上
4thQ
9週 Lesson 5 Part 4
単語小テスト①
同上
10週 Lesson 6 Part 1 同上
11週 Lesson 6 Part 2
単語小テスト②
同上
12週 Lesson 6 Part 3 同上
13週 Lesson 6 Part 4
単語小テスト③
同上
14週 Review、発展演習 同上
15週 期末試験 既習事項の定着状況を確認する。
16週 試験返却・解答解説・まとめ 期末試験の結果を基に既習事項の理解度や得意・不得意を知る。全体を振り返り、取組方法の改善と今後の目標設定に役立てる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

期末試験小テスト課題発表合計
総合評価割合452530100
基礎的能力452530100
専門的能力0000
分野横断的能力0000