情報リテラシーⅠ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報リテラシーⅠ
科目番号 31024 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 1
開設期 1st-Q 週時間数 4
教科書/教材 「かんたん合格ITパスポート教科書」坂下夕里(インプレス)、プリント配布
担当教員 三宅 常時

到達目標

本講義では、IT (Information Technology) に関する基礎知識を習得するとともに、IT 技術を活用できる力を身に付けることを目指す。

【目標レベル】
1) IT 技術に関わる基礎知識を習得することができる。
2) 学習した IT 技術を活用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1IT 技術に関わる基礎知識について理解し、関連する問題に対し、8割以上解答することができる。IT 技術に関わる基礎知識について理解し、関連する問題に対し、7割以上解答することができる。IT 技術に関わる基礎知識について理解し、関連する問題に対し、6割以上解答することができる。IT 技術に関わる基礎知識について理解できず、関連する問題に対し、6割以上解答することができない。
評価項目2学習した IT 技術について、8割以上活用することができる。学習した IT 技術について、7割以上活用することができる。学習した IT 技術について、6割以上活用することができる。学習した IT 技術について、6割以上活用することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第1学期 開講
この講義では、IT 技術の基礎について学びます。
授業の進め方・方法:
配布プリントと IT パスポートのテキストを用いて学習する。講義で行った内容だけでなく、自学自習の時間を有効に活用して、多くの問題に取り組むことが望ましい。
注意点:
・講義で行った内容について、しっかりと復習を行うこと。
・継続的な取り組みを行うこと。
・演習問題について、繰り返し行うことで理解を深めること。
・レポートについて、提出期限を守ること。
・定期試験において、平均点が 60 点未満である場合を除き再試験は行わないので、普段からしっかりと自学自習に取り組み試験に臨むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
はじめに, 電子メール
学習の意義、講義の進め方、評価方法について理解できる。
演習室のパソコンの基本的な操作方法 (メールの設定含む) について理解できる。
2週 Word (Microsoft),PowerPoint (Microsoft)
Excel (Microsoft)
Word の概要および操作方法について理解し、文章を作成できる。
Excel の概要および操作方法について理解し、表の作成、表計算を行うことができる。PowerPoint の概要および操作方法について理解し、プレゼンテーションの資料を作成できる。
3週 ハードウェア コンピュータ、入出力装置について理解し、例題について解答できる。
4週 ソフトウェア コンピュータ、入出力装置について理解し、例題について解答できる。
5週 数の表現 2 進数、16 進数、文字コードについて理解し、例題について解答できる。
6週 ネットワーク ネットワークの概要、インターネットの仕組みについて理解し、例題について解答できる。
7週 セキュリティ セキュリティについて理解し、例題について解答できる。
8週 システム
期末試験
システムの導入について理解し、例題について解答できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学情報系分野計算機工学整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。4
基数が異なる数の間で相互に変換できる。4
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4
その他の学習内容少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。4
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。4
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。4
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。4
基本的な暗号化技術について説明できる。4
基本的なアクセス制御技術について説明できる。4
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4
データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。4
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。4

評価割合

試験小テストレポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70030000100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】4002000060
思考・推論・創造への 適用力 【適用、分析レベル】3001000040