物理B

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 物理B
科目番号 32012 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 2
開設期 2nd-Q 週時間数 2
教科書/教材 『総合物理1』 植松 恒夫 ほか (啓林館)/『センサー総合物理』 啓林館編集部 (啓林館)
担当教員 城戸 秀樹

到達目標

1 力学に関する語句や法則について、説明することができる。
2 教科書の例題や問題を理解し、解くことができる。
3 物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1力学に関する語句や法則について説明でき、その具体例を挙げることができる。力学に関する語句や法則について、説明することができる。力学に関する語句や法則について、大まかな説明をすることができる。力学に関する語句や法則について、ほとんど説明することができない。
評価項目2章末問題等の複雑な問題を理解し、解くことができる。教科書の例題や問題を理解し、解くことができる。簡単な問題を理解し、解くことができる。簡単な問題を理解し、解くことができない。
評価項目3物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高め、他の学生に良い影響を与えることができる。物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高めることができる。物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度をやや高めることができる。物理の学習を通して、科学的な思考力や探究心、学習態度を高めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2学期開講
物理Aの続きです。物理Bでは、仕事、エネルギー、運動量を扱います。
授業の進め方・方法:
シラバスの授業計画を目安に、教科書の内容を説明していきます。ほぼ毎回、演習問題を解いてもらいます。
注意点:
物理の公式を単に覚えただけでは、多くの問題を解くことができません。公式の意味や計算の仕方を理解してください。演習問題は眺めるだけではなく、必ず自分で解いてみましょう。問題内容をよく理解して解法を考え、自分の手を動かして解くことで、計算力や理解力がついてきます。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 仕事 仕事を説明できる。
10週 仕事の原理,仕事率 仕事の原理、仕事率を説明できる。
11週 運動エネルギー 運動エネルギーを説明できる。
12週 重力による位置エネルギーと弾性力による位置エネルギー 重力による位置エネルギーと弾性力による位置エネルギーを説明できる。
13週 力学的エネルギーの保存 力学的エネルギーの保存を説明できる。
14週 運動量、運動量の変化と力積 運動量、運動量の変化と力積を説明できる。
15週 運動量の保存 運動量の保存を説明できる。
16週 定期試験
試験返却・解答解説
定期試験を解くことができる。
試験の間違えた箇所を理解し、解くことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学静止摩擦力がはたらいている場合の力のつりあいについて説明できる。3前9
最大摩擦力に関する計算ができる。3前9
動摩擦力に関する計算ができる。3前9
仕事と仕事率に関する計算ができる。3前9,前10
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。3前11
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。3前12
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。3前12
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3前13
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。3前14
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。3前14
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3前15

評価割合

定期試験演習・小テスト問題集合計
総合評価割合504010100
知識の基本的な理解【知識・記憶、理解レベル】3020555
思考・推論・創造性【適用、分析レベル】2020545
汎用的技能【 】0000
態度・志向性(人間力)【 】0000
総合的な学習経験と創造的 思考力【 】0000