歴史A

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 歴史A
科目番号 33003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 1st-Q 週時間数 4
教科書/教材 なし
担当教員 菊池 達也

到達目標

①欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを説明できる。
②2つの世界大戦にいたるまでの世界と日本の動向を説明し、平和の意義について考察できる。
③19世紀後期以降の日本とアジア諸国の関係について説明するとともに、歴史に対する多様な見方を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限のレベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを論理的かつ詳細に説明できる。欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを論理的に説明できる。欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを説明できる。欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを説明できない。
評価項目22つの世界大戦にいたるまでの世界と日本の動向や、平和の意義について論理的かつ詳細に説明できる。2つの世界大戦にいたるまでの世界と日本の動向や、平和の意義について論理的に説明できる。2つの世界大戦にいたるまでの世界と日本の動向や、平和の意義について説明できる。2つの世界大戦にいたるまでの世界と日本の動向や、平和の意義について説明できない。
評価項目319世紀後期以降の日本とアジア諸国の関係や、歴史に対する多様な見方、異なる文化・社会が共存することの重要性について論理的かつ詳細に説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア諸国の関係や、歴史に対する多様な見方、異なる文化・社会が共存することの重要性について論理的に説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア諸国の関係や、歴史に対する多様な見方、異なる文化・社会が共存することの重要性について説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア諸国の関係や、歴史に対する多様な見方、異なる文化・社会が共存することの重要性について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第1学期開講 明治から昭和(戦前)における世界および日本の歴史的展開を、大きな時代的枠組みを意識しつつ、各時代の政治・社会を学習する。
授業の進め方・方法:
配布プリントを利用しながら講義形式で授業を進める。理解度を確認するため授業中に小テストを実施することがある。
注意点:
前回の授業で話した内容が次の時間にもつながるケースが多いので、授業にのぞむ前に復習をしっかりやってほしい。また授業では教員が話すことを聞くだけでなく積極的に発言してもらいたい。ただし授業に関係のない私語は厳禁。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、欧米の台頭と日本の開国 シラバスの内容を説明できる。日本がなぜ開国したのか、当時の世界情勢をふまえながら説明できる。
2週 江戸幕府の終焉、明治新政府の構想と展開 江戸幕府がどのようにして滅亡したかを説明できる。明治新政府が実施した諸改革について説明できる。
3週 憲法制定と国会開設に向けて、条約改正 どのようにして憲法が制定され、国会が開設されたのか説明できる。条約改正実現までの流れと、それが実現できた要因について説明できる。
4週 日清・日露戦争、中間試験 明治期における日本の対外関係と、日清・日露戦争の背景・意義について説明できる。前半の内容を整理する。
5週 第一次世界大戦と日本、政党政治の展開 第一次世界大戦が起こった背景および第一次世界大戦が日本にとってどのような意義があったのか説明できる。政党政治が広まっていった経緯とその要因について説明できる。
6週 国際協調体制の模索と崩壊、政党政治の終焉と軍国化 第一次世界大戦後に世界が作りあげた国際協調体制のしくみと、それが崩壊した要因を説明できる。政党政治の時代が終わった要因を説明できる。
7週 第二次世界大戦と日本 第二次世界大戦に日本が参戦した要因を説明できる。
8週 まとめ、期末試験、試験返却 後半の内容を整理する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

期末試験中間テスト小テスト態度その他合計
総合評価割合5020200100100
基礎的能力5020200100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000