総合英語ⅢA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 総合英語ⅢA
科目番号 33010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 1st-Q 週時間数 4
教科書/教材 「TOEIC Bridge: Training Tips(南雲堂)」、「クイズで攻略!TOEICテスト ボキャブラリー(南雲堂)」、自主教材
担当教員 池田 晶

到達目標

TOEICに必要な英文読解、文法復習、語彙習得をして、はじめてのTOEIC受験に自信を持って臨める姿勢を身につけることを目標とする。
(1) 【読む】 身近な話題に関する英語を読みながら、概要を理解し、必要な情報を得て、その内容に関する質問に答えることができる。
(2) 【聞く】 身近な話題や親しみやすい物語を英語で聞いて概要を理解し、必要な情報を得て、その内容に関する質問に答えることができる。
(3) 【語彙習得】 意識的に、出来るだけ多くの語彙を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1英文を読んで内容に関する質問に80%以上答えられる。英文を読んで内容に関する質問に70%以上答えられる。英文を読んで内容に関する質問に60%以上答えられる。英文を読んで内容に関する質問に60%以上答えられない。
評価項目2英文を聞いて内容に関する質問に80%以上答えられる。英文を聞いて内容に関する質問に70%以上答えられる。英文を聞いて内容に関する質問に60%以上答えられる。英文を聞いて内容に関する質問に60%以上答えられない。
評価項目3課題となる語彙の80%以上を習得している。課題となる語彙の70%以上を習得している。課題となる語彙の60%以上を習得している。課題となる語彙の60%以上を習得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
いきなりTOEICを受けるのはなかなかの難題です。TOEICを受けるにあたっては、必ずクリアしておくべきTOEICのジュニア版ともいえるTOEIC Bridgeの演習を通して、徐々にTOEICそのものに慣れていきましょう。外国語を学ぶことは大変なことですが、少しでも英語に親しみを持つことが出来るように、楽しく学ぶ方法も考えて生きたいと思います。日々の学習とその復習を通して、着実に英語の力を伸ばしていきましょう。
授業の進め方・方法:
・基本的には教科書の内容に沿ってユニットごとに進めます。
・授業中の態度と発表、課題への取り組み状況を評価に含めます。
・達成度評価は期末試験70%、毎回の小テスト5%、単語復習100問テスト(30分)(マークシート)15%、TOEICミニテスト(60分)10%とします。ただし、実際の進度によって変更する場合があります。
注意点:
【授業態度について】
 「教材を持ってこない」、「私語をする」、「携帯電話を使用する」、「居眠りをする」、「飲食する」、「出席したとしても全く授業に参加しない」、といった態度や、配布したプリント類を紛失した場合は、自分だけではなく、周りの学生に悪影響を及ぼすので、大幅な減点対象とします。本の辞書でも電子辞書でも構いませんので、辞書は必ず持参してください。
【勉強の仕方について】
 毎日の積み重ねが大切です。TOEICの重要性が叫ばれていますが、まずは多くの単語を覚えることが大切ですので、授業で出てきた単語や表現の復習を中心に取り組んで勉強してください。
【TOEIC-IP】
※ 10月に受験するTOEIC-IPの点数は,3Q(学科によっては4Q)の総合英語IIIBの成績に15%反映されますので,注意してください。ただし、コロナ禍のためにTOEICが中止になったら、3・4Qの評価の割合は変更になります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・概要説明(目標・意義・評価基準/方法、学習の進め方等)
・Unit 1
・授業の概要、TOEICの概要、自学自習方法を知る。
・教科書の内容、語句・表現を理解し、利用できる。内容に関して質問に答え、自分の考えを表現できる。
2週 Unit 2
教科書の内容、語句・表現を理解し、利用できる。内容に関して質問に答え、自分の考えを表現できる。
3週 Unit 3
同上
4週 Unit 4
同上
5週 Unit 5
同上
6週 Unit 6
同上
7週 Unit 7
同上
8週 期末試験と1Qの振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験Forms単語課題単語復習100問テストTOEICミニテスト合計
総合評価割合7051510100
基礎的能力7051510100