ソフトウェア・アーキテクチャⅡ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 ソフトウェア・アーキテクチャⅡ
科目番号 34034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 4th-Q 週時間数 4
教科書/教材 資料配布
担当教員 内堀 晃彦

到達目標

(1)プロセス,メモリ,入出力管理の考え方を説明できる。
(2)プロセス,メモリ,入出力管理の考え方を説明でき,システムの管理・設定を行える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明でき,管理・設定を行える。コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できない。
評価項目2プロセス,メモリ,入出力管理の考え方を説明でき,システムの管理・設定を行える。プロセス,メモリ,入出力管理の考え方を説明できる。プロセス,メモリ,入出力管理の考え方を説明できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
オペレーティングシステムの基本について学ぶ。
授業の進め方・方法:
適宜,資料を配布しながら進める。
注意点:
ソフトウェア・アーキテクチャI,ハードウェア・アーキテクチャI・IIの知識が必須となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 ソフトウェア・アーキテクチャ概論 ソフトウェア・アーキテクチャIの内容が理解できる。
10週 オペレーティングシステムの基礎 コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。
11週 プロセス管理とスケジューリング プロセス管理やスケジューリングなど,CPUの仮想化について説明できる。
12週 記憶管理 記憶管理の基本的な考え方について説明できる。
13週 入出力管理 入出力管理の基本的な考え方と,デバイスドライバの役割について説明できる。
14週 排他制御 排他制御の基本的な考え方について説明できる。
15週 期末試験
16週 学習事項のまとめおよび授業改善アンケートの実施 試験問題の解説を通して、間違った箇所を正しく理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。4
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。4
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。4
主要な計算モデルを説明できる。4
システムプログラムコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。4
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。4
排他制御の基本的な考え方について説明できる。4
記憶管理の基本的な考え方について説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力4000001050
専門的能力4000001050
分野横断的能力0000000