校外実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 校外実習Ⅰ
科目番号 34037 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 德永 敦士,久保田 良輔,三浦 敬

到達目標

(1)企業等の活動について説明することができる。
(2)高専で学んだ知識・技術と企業等の活動との関連性について説明することができる。
(3)自身のキャリア・デザインを明確化するために積極的な行動ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)最低限の到達レベルの目安(不可)
評価項目1技術者の実務および責任のある仕事の進め方を理解した上で,企業等の活動について説明することができる。技術者の実務を理解した上で,企業等の活動について説明することができる。企業等の活動について 説明することができる。企業等の活動について説明することができない。
評価項目2高専で学んだ知識・技術と企業等の活動との関連性について説明でき技術者として自身に必要な能力を高めるための計画を立案できる。高専で学んだ知識・技術と企業等の活動との関連性および技術者として自身に必要な能力について説明することができる。高専で学んだ知識・技術と企業等の活動との関連性について,説明することができる。高専で学んだ知識・技術と企業等の活動との関連性について説明することができない。
評価項目3積極的な行動により,自身のキャリア・デザインを明確化できる。積極的な行動により,自身のキャリアの方向性を定めることができる。自身のキャリア・デザインを明確化するために,積極的な行動ができる。自身のキャリア・デザインを明確化するために積極的な行動ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では,学生が民間企業,政府・地方自治体,公益法人等(以下,「企業等」という)において,原則現場で実習・研修を行い,実社会での就業を体験する。校外実習の目的は,企業等での就業体験を通して,学生の学習意欲を向上させるとともに,高い職業意識を涵養し,責任感や自立心などを醸成することにある。
授業の進め方・方法:
1)本科目を履修しようとする学生は,受入企業等の調査を行い,実習先の決定等について,担任と相談する。
2)本科目の意義と目的,実習・研修中の注意事項等に関する事前教育を受ける。
3)長期休業中(2学期後半を含む)に,5日以上18日未満の実習・研修等を企業等で実際に行う。
4)本科目を履修した後,別途定める①校外実習報告書,②校外実習日誌,③校外実習証明書を提出する。なお,これらの書式は本校ホームページ/在校生向けページよりダウンロードする。
5)校外実習報告会(又は面接による試問)において,実習・研修等の成果を報告する。
注意点:
授業計画の日程は実際に日程と異なるため,校外実習を履修する学生は担当教員からの連絡をよく聞いておくこと.
また実習は原則として無報酬とする。

感染症の状況により,やむを得ず全部又は一部を遠隔授業とする場合がある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 企業等の調査 受入企業等の調査を行うことができる。
2週 学内ガイダンス 学内ガイダンス
3週 マッチングと依頼 実習先を決定することができる。
4週 事前教育 本科目の意義と目的,実習・研修中の注意事項等について説明することができる。
5週 実施 実習先において5日以上の実習を行うことができ
る。
6週 報告書提出 実習で得られた成果を報告書としてまとめることができる。
7週 発表 実習で得られた成果を報告会(または面接)において発表することができる。
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験発表相互評価校外実習報告書報告会または面接その他合計
総合評価割合00060400100
知識の基本的な理解0000000
思考・推論・創造への適応力0000000
汎用的技能0004025065
態度・志向性(人間力)0002015035
総合的な学習経験と創造的思考力0000000